スポーツクラブ会員反乱の結果
コロナ感染の7波も収まる気配をみせていますが、経済活動がコロナ禍以前に戻るには、時間がかかりそうです。スポーツクラブもコロナで多大な影響を受けました。「週刊東洋経済」の少し前の号(8月27日号)にスポーツクラブのルネサンス社長・岡本利治のインタビューが掲載されていました。この記事によれば、
「19年に550万人いたフィットネス会員が、20年には23%減の425万人にまで減った。当社のフィットネス会員数もコロナ前の25万人から20年度末には18.4万人に減少。その後も、春以降の入会シーズンに感染が再拡大し、値上げの影響もあり、21年度末では16.1万人にまで減少した。」
と厳しい状況です。今年は回復基調とのことですが、
「利益面でいうと、やはりある程度まで会員数が戻らないと難しい。営業利益で40億円近く出していたコロナ前の水準に戻るのには、あと3、4年はかかる。」
とのこと。
以前記事に書いたのですが、会員になっているスポーツクラブで、長く続いていたレッスンプログラム「KIMAX」が7月からなくなりました。これに対し常連さん(私も含みます)が署名活動をして、レッスンの復活をクラブに求めました。
レッスンは3ヶ月単位でプログラムが変わりますが、10月からのスケジュールでは「KIMAX」が復活しました。インストラクターさんはいま別のプログラムで担当の方です。いろいろ大変だったのかも。
ユーザーは納得いかないこと、不満なことには声をあげる必要があるかもしれないな。私は出来そうにないけど。
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