ランナーズが買収される
ラン歴27年になると、「ランナーズ」にはこれまでずいぶんお世話になっています。走りはじめた頃(1995年)はランナーズ社という社名で月刊誌「ランナーズ」の版元でした。以前勤めていた会社(学研)が「シティランナーズ」という月刊誌をだしていて、一時は両方買ってました。なんて熱心なランナーだったのだろう(笑)。
当時はインターネットはほぼ普及していなかったので、マラソン大会のエントリーは「ランナーズ」に載っていた大会情報が唯一の頼りでした。主催者に手紙を送って、大会要項を送ってもらって、郵便局で参加料を振り込むのが定番のやり方でした。
ランナーズ社は「アールビーズ」と社名を変更し、2000年代のマラソンブームで成長したはずです。そして、アシックスと日テレがこの会社を買収します。
「アシックスは18日、日本テレビホールディングス(HD)と共同で、ランニング愛好者向けサイトやアプリを手掛けるアールビーズ(東京・渋谷)を買収すると発表した。アシックスが発行済み株式の65%、日本テレビHDが35%を取得する。買収にかかる費用は非公表としているが、数十億円とみられる。」(8月18日 日経新聞電子版)
アールビーズは数十億円の企業価値がある会社になっていたのですね。アシックスはこの買収で更に企業価値を高めようとしています。
<アシックスは19年に北米で展開するランニング大会の登録サイト、21年にオセアニアの登録サイトを買収して会員数を増やしてきた。19年末に世界で約200万人だったOneASICSの会員数は3倍以上になった。今回の買収で、「少なくとも100万人以上は増える。電子商取引(EC)売り上げ増につながる」とアシックスの担当者は話す。>(日経新聞)
ランニングのマーケットは想像以上に大きいのかもしれません。
| 固定リンク | 0
コメント