多様な表現「ゲハルト・リヒター展」
ゲハルト・リヒターの個展「ゲハルト・リヒター展」(@東京国立近代美術館)は様々な表現手法での作品に、ときに戸惑い、時に驚き、時に感動する作品展です。ゲハルト・リヒターの個展は「日本では16年ぶり、東京では初めて、美術館で開催されます。」(公式サイトより)で、これは見逃せません。
本展ではゲハルト・リヒターの
「フォト・ペインティングからカラーチャート、グレイペインティング、アブストラクト・ペインティング、オイル・オン・フォト、そして最新作のドローイングまで、リヒターがこれまで取り組んできた多種多様な作品を紹介。」(公式サイト)
しています。単に抽象(アブストラクト)とくくっていたのでは、ゲハルト・リヒターの本質はなにも分からない、ということに作品をみながら気づきました。
展示はいつもの出口側から入場し、入口側からでる逆回りになっています。平日ながら会場では若い人、特に女性の姿が目立ちました。
近代美術館での展示の後は、豊田市美術館に巡回します。2つの美術館の展示でいくつかのパートでは作家本人が展示を決めているとのこと(音声ガイドで知りました)。豊田市美術館の展示もみたくなりました。
必見の展覧会だと思います。
| 固定リンク | 0
コメント