「エルヴィス」を再びみる
「エルヴィス」をまたみてきました。女房がトム・ハンクスのファンでみたいというので、劇場に。渋谷の映画館でみたのですが、なんと上映前に完売です。封切りから20日が経って、まだこの状況は驚きです。
前回みたときには(エルヴィスのマニアだからいいだろう)と予習なしにみたのですが、この映画の奥深さ、特に音楽、楽曲についての深さがわかり、勉強し直して(笑)、みにいきました。サントラのディスクはまだ発売されていないのですが、Apple Musicでは聴けるので予習しました。
楽曲での深さは、例えば映画の冒頭に流れる「Cotton Candy Land」。この曲はエルヴィスの映画「It Happened at the World's Fair」(邦題『ヤング・ヤング・パレード』)の挿入歌です。エルヴィスがつまらないハリウッド映画を量産していた時代の作品で、その挿入歌をこの映画に使うことが新鮮。そして歌うのはスティーヴィー・ニックス&クリス・アイザック。スティービーのしゃがれ声ボーカルが最高だ。
これを機会に、エルヴィスのミュージックに触れる人が増えるといい。そんな楽しみも与えてくれる「エルヴィス」のヒットです。
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