蜷川実花が花を撮る「瞬く光の庭」
蜷川実花の個展が庭園美術館で開催されるというので、久しぶりに出かけてきました。<蜷川実花「瞬く光の庭」>は
「コロナ禍の国内各地で昨年から今年にかけて撮影された、最新の植物の写真と映像をご覧いただきます。アール・デコ様式で装飾された当館の建築に、蜷川の作品を重ねることで、様々な時間の交差する場を出現させるものです。」(美術館の公式サイトより)
とあるように、庭園美術館の建築と蜷川実花による美しい花、植物の写真が作り出す空間、そして窓からみえる景色が、独特の空間を生み出しています。アールデコ様式と蜷川の写真との相性の良さは、いささか意外です。
また、新館のギャラリーでの動画は刺激的。複数のスクリーンに映し出される動画が重ね合わされ、魅惑的な空間が展開します。
ところで、庭園美術館の新館って、いつできたんだろう。調べてみると2014年です。ひょっとしたら8年以上、このミュージアムにきていなかったのか(苦笑)。
ともかく、写真ファンでなくても楽しめる展覧会です。
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