リスク分担型企業年金とは
今日の日経新聞1面に気になる記事がありました。<日立、「第3の年金」12万人に拡大 運用リスク労使で分担>なる記事です。ここに
<日立が全面導入するのは「リスク分担型企業年金」と呼ばれる制度>
とあります。「リスク分担型企業年金」とは?記事によれば、
「リスク分担型企業年金は、確定給付型と確定拠出型の中間的な制度だ」で2017年に創設されたもの。最近、企業に勤めていないので知りませんでした。
「リスク分担型企業年金は、事業主がリスク対応掛金の拠出を行う仕組みを活用し、将来発生するリスクを労使でどのように分担するかを、あらかじめ労使合意により定めておくもの」(企業年金連合会のホームページより)
ということで、確定拠出年金よりは運用リスクが軽減される制度ということでしょうか。
「リスク分担型企業年金」は創設より5年ほどたちますが、企業での導入は広がっていないようです。
<厚生労働省によると、リスク分担型企業年金の導入件数は6月1日時点で富士通や阿波銀行など21件にとどまる>(日経新聞)
いずれにせよ、退職金が確実にもらえる時代は、過去のことなのかもしれません。
| 固定リンク | 0
コメント