10億円の詐欺
ここまでやって、いまごろ逮捕者がでるという驚き。持続化給付金の不正受給が約10億円にのぼるという事件は、これだけになるまでに、なぜ誰かが気付かなかったのか。
「捜査2課によると、谷口容疑者らのグループは親子を含む少なくとも十数人に上る。光弘容疑者がリーダー格とみており、グループは20年5~9月に計約1780件の虚偽申請をし、9億6千万円以上を詐取したとみられる」(5月30日 日経新聞)
1780件もの虚偽申告が(すべてが申請通り受給決定されたわけではないだろうが)見逃されていたという管理体制の甘さはどうなっていたのか。
「この詐欺グループが2020年5月から9月にかけ、ほぼ毎日、数件から数十件の持続化給付金の申請を行い、最大で一日に60件以上申請していたことがわかりました」(日テレニュース)
うちの会社も持続化給付金は申請し、受給しています。詳しく覚えてはいませんが、申請のやり方は他の支援金(例えば都の休業要請の支援金)にくらべれば、緩かったです。
ともかく、不正受給の10億円は戻ってくるのか。なんか難しそうだな。
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