シン・ウルトラマンという特撮
興行成績で好調の「シン・ウルトラマン」をみてきました。空想特撮映画と公式サイトにはあります。私の世代はリアルタイムで「ウルトラマン」をみたので、みるべき映画でしょうか。
この映画は企画・脚本の庵野秀明、監督の樋口真嗣など『シン・ゴジラ』の製作陣が参加するというのがセールスポイントなんでしょう。でも、みていて感じたのは「冗長だなあ」ということ。オリジナルの「ウルトラマン」は30分枠のテレビ番組です。当然、「シン・ウルトラマン」とは別物、というか別物と考えるのが自然でしょう。
でも映画としてみても112分の尺でも冗長です。脚本がよくないのか。そもそものプロットが悪いのか。政治家の介入がストーリーに盛り込まれています。「シン・ゴジラ」と同じ展開。政治という現実的なことが空想特撮映画は不要ではないか。そんなことを感じます。
いろんな人の思惑でつくられた映画なんですね、きっと。
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