「アレック・ソス Gathered Leaves」は日常な異次元世界
暑いのでクルマでいける神奈川県立近代美術館で「アレック・ソス Gathered Leaves」をみてきました。いずれは見にいくのですが、夏はきっと道が混みそうなので、早めにと。このミュージックで写真家の企画は珍しいのでは。
アレック・ソスのまとまった作品をみるのははじめてです。写真集も持っていないので、この写真家のことを知るには絶好の展示です。アレックス・ソスは、
「アメリカの現代写真を牽引するアレック・ソス。ミネソタ州ミネアポリスを拠点に、緻密なコンセプトに基づいたプロジェクトとして国内外への旅を重ね、自然や人々をとらえたソスの作品は、ドキュメンタリー写真の手法を継承しながらも独自の詩的な静謐さを湛え、国際的に高い評価を得てきました。」(美術館公式サイトより)
展示の見どころは、公式サイトでは、
日本で最初の、美術館での個展
カラーとモノクロームの両方でソスの世界を体験する
ドキュメンタリー映画『Somewhere to Disappear』(2010)を参考上映
とあります。
作品集のテーマごとに展示が展開しています。作品集はソスがプロジェクトとしてテーマを決め、撮っているものです。ひとつのテーマでも作品の振れ幅が大きく、見方によっては脈絡がない、とも思えます。捉えどころのない写真家です。
平日でしたが、来場者はほどほどいて、特に女性が目立ちます。時間があったらまたいこうと思います。
チケットはおしゃれ、図録はZineの体裁という凝りようです。
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