アーティゾン美術館: 越境から生まれるアート
アーティゾン美術館での企画展「写真と絵画-セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策」をみて、コレクション展の「Transformation 越境から生まれるアート」をみました。アーティゾン美術館ではコレクション展といっても単なる常設展ではなく、企画展と言っていい質が高いレベルです。
<本展は、「越境」と「変化」を着眼点に、19世紀半ばから第二次大戦後までのヨーロッパ、日本、アメリカの美術を展望します>(美術館公式サイトより)
グローバルな視点から展示を展開しています。内容は、
「異質な存在との接触や対話を契機に自らの芸術を刷新していった芸術家として、4人の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーを特に取り上げ、新収蔵作品2点を含む、約80点の作品と資料により、その創作の態度に光を当てるものです」
と広い時代と場所での作品で展開しています。
展示の中ではザオ・ウーキー作品の展示にひかれました。このミュージアムの誇るべきコレクションだと思いますが、展示では他のアーティストの作品もキュレーションされ、刺激的なスペースになっています。
企画展をみて、この展示をみるとかなりの時間がかかりました。できれば、もう一度いきたいです。
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