変わる年金
先週号の「週刊東洋経済」では<年金の新常識>が特集でした。今月、4月から年金制度が改正されるので、これを解説しています。特集には<遅くもらえば金額が増える>とサブタイトルがつけられています。
記事のトップには「年金大改正の衝撃」とあり、4つのポイントがあげられています。これによれば、
1.基礎年金・厚生年金に上積みできる
2.夫婦で月22万円が今の標準だ
4.働く高齢者には歓迎される内容に
3.改正で70歳開始は42%増、75歳開始は84%増!
と。
衝撃というほどのことはない感じ。いちばんの改正ポイントはこれまでの70歳から75歳開始まで年金の受給が繰り下げられることです。75歳まで繰り下げると、65歳から受給できる金額は1.84倍になる。
この1.84倍という数字は魅力的ですが、元を取るには86歳まで生きないといけません。平均余命(特に男性)を考えると、75歳までの繰り下げを選択は悩ましい。
高齢者にとっては年金は大きなこと。避けては通れません。
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