『牢獄天使城でカリオストロが見た夢』は新たな体験
なかなか難しい舞台でした。舞踏家・振付家の笠井叡(かさいあきら)の新作舞踏公演『牢獄天使城でカリオストロが見た夢』(世田谷パブリックシアター)をみました。
笠井は「1979年より1985年までドイツ留学。帰国後、オイリュトミーとダンスを平行して精力的に活動を続けている。」(ウィキペディアより引用)する舞踏家です。国分寺の「天使館」でオイリュトミーも教えています。
本公演は天使館で学び、今は振付家・舞踏家・ダンサーとして活躍する山田せつ子、大森政秀、山崎広太らとともに新作を上演するものです。世田美でオイリュトミーの講座をされている鯨井謙太郒さんが出演されているので、拝見したのですが、正直いってよくわからないままでした。ひょっとしたら事前にもっと勉強しておくべきだったのか。それとも理解しようとしないで、ただ感じればよかったのか。
少なくとも出演者のダンスは素晴らしかったです。体でなにかを表現する、という行為ができるなんて、ほんと羨ましいです。体と心の関係をもっと真面目に考えたほうがいいな、と思わされました。
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