年金機構をめぐる談合
この組織、しばしば問題を起こします。先日報道された日本年金機構の入札談合の問題もひどい。
「日本年金機構(東京)が年金加入者に送る「ねんきん定期便」などの入札をめぐる談合事件で、公正取引委員会は3日、大手印刷業者など26社の独占禁止法違反(不当な取引制限)を認定し、25社に排除措置命令、24社に計17億4161万円の課徴金納付命令を出したと発表した}(3月4日 朝日新聞)
計17億4161万円の課徴金という金額に驚きます。談合をやった業者も悪いのですが、日本年金機構の対応も問題。
「談合情報が寄せられていたのに通報をしていなかったとして、機構にも改善を求めた」
コンプライアンスの意識がないのか、組織の感性が鈍いのか。
「公取委によると、機構には16年1月ごろ、匿名の談合情報が寄せられていた。機構は調査したが、公取委に通報していなかった」
といいます。
日本年金機構では1年間仕事をしましたが、このような問題を起こしても不思議ではない体質だと感じています。根本的に組織を作り直す必要があるでしょうが、それも無理かも。また大問題を起こさねばいいのですが。
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