日本のGDP
昨日内閣府が15日発表した21年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率5.4%増と2四半期ぶりのプラスという数字です。日本のGDPにしては大きい数字かとも思いますが実態は、
「2021年の実質経済成長率は1.7%で、マイナス4.5%だった20年からの反発力は弱い。5%台の米欧との差が目立つ」(2月15日 日経新聞)
と指摘されています。
コロナ禍以前より日本は低成長です。
「コロナ下での日本経済の低迷は、もともとの成長率の弱さを反映しているともいえる。日本の潜在成長率はゼロ%台半ばで米国(2%弱)やドイツ(1%台前半)を大きく下回る。人口減少だけでなく、設備や人材への投資の少なさも全体を押し下げている」(日経新聞)
今更ですが、なぜ日本は低成長なのか。今後、労働人口が減っていく中、ますます厳しい状況になっていくでしょう。賃金は上がるどころか、下がっていくかもしれません。怖いなあ。
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