「未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?」の刺激
アーティスト・植田爽介さんと荒木美由さんが二人展「未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?」は、ごつごつしているけど、ゆったりもする展示でした。植田爽介さんは多摩美の学部生のとき、三菱商事アート・ゲート・プログラムのチャリティーオークションで版画作品を購入したときからのお付き合いのあるアーティスト。専攻は版画ですが、領域をはみ出し様々な表現手法をつかい、作品をつくっています。
荒木さんは「荒木は1988年東京都生まれ。2013年女子美術大学大学院美術研究科美術専攻修士課程⽴体芸術領域修了。石に穴を空けた作品で知られ、様々な土地に巡りながら石彫の領域を超えた活動を続けている」(美術手帖ウェブサイトより)といアーティストです。
本展は、
<物質に穴を開けることで「存在」について確かめる荒木と、版や複製技術によって「見えない関係」を探ろうとしている植田。本展では荒木は版画を、植田は石彫の制作を試み、分野や技法を交錯させながら、互いに未踏の領域を探る>(美術手帖)
という展示で、会場のEUKARYOTEの一階から三階までの屋内フロアと、屋上を含む四つの空間をつかって作品が展開されています。
会期は3月6日まで。
未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?
※映像は先日行われた公開制作。
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