« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »

2022年2月

2022/02/28

大阪マラソンが2月に

 約4年前に走ったので、11月にあるものだと思い込んでいた大阪マラソンが、昨日開催されていました。びわ湖毎日マラソンと統合され、開催の時期が11月から2月に移されました。ちなみにメディアでは「大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会」と報じられていますが、これが正式名称? またコースは大阪府庁前から大阪城公園までの大阪市内に変わっています。以前は大阪城公園がスタートでした。
 大会の結果は、
<星岳(コニカミノルタ)が初マラソンの日本最高記録となる2時間7分31秒で優勝した。山下一貴(三菱重工)が2時間7分42秒で2位。浦野雄平(富士通)が3位に入った>(2月28日 日経新聞)
 と好記録がでています。
<丸山文裕(旭化成)、岡本直己(中国電力)、今井正人(トヨタ自動車九州)までの上位6人と複数レースで条件を満たした9位の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が2024年パリ五輪の代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得>
 と川内選手もMGCの出場権を獲得。よかった。
 コロナのためか外国人選手の参加はなかったようですし、 一般ランナー部門は中止になっています。
 しかし、市民マラソン大会から大阪マラソンがビッグレースになりつつある感があります。また、走りたい。



| | | コメント (0)

2022/02/27

「未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?」の刺激

 アーティスト・植田爽介さんと荒木美由さんが二人展「未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?」は、ごつごつしているけど、ゆったりもする展示でした。植田爽介さんは多摩美の学部生のとき、三菱商事アート・ゲート・プログラムのチャリティーオークションで版画作品を購入したときからのお付き合いのあるアーティスト。専攻は版画ですが、領域をはみ出し様々な表現手法をつかい、作品をつくっています。
 荒木さんは「荒木は1988年東京都生まれ。2013年女子美術大学大学院美術研究科美術専攻修士課程⽴体芸術領域修了。石に穴を空けた作品で知られ、様々な土地に巡りながら石彫の領域を超えた活動を続けている」(美術手帖ウェブサイトより)といアーティストです。
 本展は、
<物質に穴を開けることで「存在」について確かめる荒木と、版や複製技術によって「見えない関係」を探ろうとしている植田。本展では荒木は版画を、植田は石彫の制作を試み、分野や技法を交錯させながら、互いに未踏の領域を探る>(美術手帖)
 という展示で、会場のEUKARYOTEの一階から三階までの屋内フロアと、屋上を含む四つの空間をつかって作品が展開されています。
 会期は3月6日まで。


未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?

※映像は先日行われた公開制作。

| | | コメント (0)

2022/02/26

DIMEの今月号

 買うのは付録が目的か、それとも本誌か。よくわからなってしまうDIMEです。電車のサイネージ広告でみかけ、ついつい買ってしまった4月号。特集<メタバース超入門>にひかれたのですが、付録の「デジタルスケールPRO」に誘われたのも確かです。それにPREMIUMマスクとやらも付いてるし。
 今月号はメタバースに加え、「進化するサブスク83」「メルカリの新神ワザ30」「iDeCoで老後資金2000万円」を幅広いテーマの記事が載っています。しかし、老後資金のことをDIMEが取り上げるなんて、意外です。
 DIMEの電子版は500円。とういうことは付録の価値は700円。デジタルスケールはアマゾンでは安くても980円くらいのものがあるので、まあお得か。しかしデジタルスケールは前にもなかったっけ。ポケットスケールだったかな。
 今回はそんなに人気がないようで、購入した書店(ブックファースト)ではたくさん積んでありました。付録で買わせる商法もなかなか大変そうです。

Dime-202204




| | | コメント (0)

2022/02/25

アートスポーツが変わっていた

 ランニングシューズをはずっとアートスポーツで勝っていました。ここ2年ほどレースもないのでシューズを買う頻度も減っていたのですが、昨年からやや本格的に走りはじめ、シューズを買い換えることに。で、御徒町のアートスポーツにいったのですが、愛用のアシックスのシューズが少なく、新興のHOKAのシューズがたくさん並んでいます。なんか品揃えは違っている。
 アートスポーツは以前は渋谷に店舗がありました。一時は自由が丘にもありました。ここにいけばランニングシューズについてのアドバイスもしてくれて、適切なシューズを買うことができました。いまは、どうも違うようです。ヨドバシカメラの傘下にはいって変わってしまったのか。
 かくて、ランニングシューズを買うために、彷徨うことなりました(続きはまた書きます)。

| | | コメント (0)

2022/02/24

PCR検査キットがきた

 昨日、レターパックがきて、品名に「コロナ検査キット」と記されています。東京マラソンの出走のためのPCR検査キットだろうな。でも発送元は都内にある医療法人です。開封するとPCR検査キットが入っています。でも東京マラソンのために、といった書面とかはありません。
 確かに事前にメールで何度も検査キットを送ることは連絡はきていましたが、この送られてきたのは東京マラソンのためなのかは確かめようがありません。事前にきたメールでは「2月下旬(27日前後)に、PCR検査キットを発送」とありますので、予定より早いです。
 ともあれ、このキットで検査しないといけない。幸いにもPCR検査は受けたことがないのでやり方はよくわかりません。間違えたらどうしよう。コロナ禍のマラソン大会はいろいろ大変です。

2pcr

| | | コメント (0)

2022/02/23

東京マラソンの手荷物預かりサービス

 なんか納得のいかないサービスだな。以前記事で書きましたが、東京マラソンで「事前手荷物預かりサービス」というのがあり、これに申込して当選。なんと抽選なんですよ。このサービスはマラソンのゴール地点で預けた荷物を受け取れるものです。
 従来の東京マラソンではスタート地点で荷物を預け、ゴールで受け取る。これは参加料に含まれていました。この方法はスタートとゴールが違うコース設定のためで、(おそらく)国内では東京マラソンがはじめて導入したのではないでしょうか。
 今回の大会ではコロナ感染防止のため、荷物預かりはなし。スタート地点での更衣室もなし。そのまま走れるウエアで来るように求められています。その上での「事前手荷物預かりサービス」です。しかしスタート地点で荷物を預かってくれるわけではなく、3月1日までに宅急便で送付しなくてはいけません。そして料金は別途2900円です。
 昨日、預かりのためのビニール袋が届きました。なにを入れるか悩むことになりそう。うっとうしいな。

Photo_20220223072501

 

| | | コメント (0)

2022/02/22

洋楽は冬の時代

 そうか、洋楽ははやっていないのか。最近、洋楽を聴くこと盛り上がっています。矢口清治さんがDJの「music freeway」「全米トップ40 THE 80'S DELUXE EDITION」を欠かさず聴いていますし、テレ朝BSの小林克也さんの「ベストヒットUSA」も見始めました。
 しかし時代は違います。日経新聞の一昨日THE STYLEに「洋楽 冬の時代 コロナ禍が拍車」という記事がありました。記事によれば洋楽のcdが売れていません。1980年以降のレコード、CDの邦楽、洋楽の比率は長らく8対2もしくは7対3で推移してきた。しかし、近年その比率が下がり21年の洋楽の比率は12%まで低下しています。CDの売上だけではなく、音楽サブスクのランキングでも洋楽は苦戦してます。
 なにがあったのか。記事ではソニーミュージックの洋楽プロデューサーのコメントがあります。洋楽を聴かないのは特に若い世代に顕著で、海外への憧れがあまりない、とのこと。これは洋楽に限らず、この国の若者に共通な発想かもしれません。
 洋楽が滅びないといいのですが。

| | | コメント (0)

2022/02/21

下北沢演劇祭を思い出した

 演劇はよくわからないけど、演じられる空間には魅せられます。いま、「第32回 下北沢演劇祭」が行われていて、そのひとつをみてきました。知り合いの方が「オール・ザット・ジャズ」に出演されています。
 下北沢演劇祭は、<1990年の北沢タウンホール開場を機に、多くの劇場があり、演劇人や演劇ファンが集まる下北沢に誕生したのが「下北沢演劇祭」です。下北沢演劇祭は四半世紀を越えて継続されてきました。その過程には劇場の増減もあり、今では10劇場が参加しています>(公式サイトより)と地元に根付いた演劇祭です。
 この演劇祭で公募により集まった10代から70代が演じる「演劇創作プログラム」が毎回行われていて、今回は「オール・ザット・ジャズ」です。
 「オール・ザット・ジャズ」はワークショップを経て舞台にのぞんだ俳優さんが演じるものです。私にとってはちょっと難しい内容でした。舞台には本多劇場をつくり、下北沢での演劇文化を育てた本多一夫さんが特別出演されていました。
 久しぶりに演劇空間を楽しみました。

2022_20220221072701









 

| | | コメント (0)

2022/02/20

今年の恵比寿映像祭

 毎年恒例の恵比寿映像祭(@東京都写真美術館)をみてきました。写真美術館ながら映像祭を開催し続け、今回が14回です。近年、写真を取り巻く状況は大きく変わっています。写真家の表現方法が写真だけでは成立せず、動画表現をしないといけないようなことになっています。
「スペクタクル後」をテーマに写真美術館の3フロアでの展示ですが、今回は少し異色なものがありました。3Fでの展示は映像は少なく、写真の展示が大半です。
<3Fでは、写真研究者・映像作家の小原真史氏をゲスト・キュレーターに迎えた博覧会資料と当館コレクションによる企画を中心に、19~20世紀にかけての博覧会から現代まで、歴史的にテーマを掘り下げます。2F、B1Fでは、多様な現代作家の作品群からテーマを紐解き、作品体験を広げていきます>(恵比寿映像祭の公式サイトより)
 とあるように、資料性が高い写真が展示されていて、有料です。
 2F、B1Fは映像展示に加えパフォーマンスもありました。2Fの山谷佑介は人気で入場制限になっていました。
 今回はコロナ禍のため事前予約制になっています。予約できるのは前日までで、これを知らず一昨日いこうと思っていたのを予定変更になってしまいました。
 私にとってはよくわからない展示が多かったけど、若者が大半の来場者はきっと楽しんでいたのでしょう。

| | | コメント (0)

2022/02/19

東京マラソン、開催へ

 東京マラソンですが、昨日開催することが決定したようです。決定した、というのは主催者の発表には「開催する」とは明言されていないから。主催者から昨日きたメールには、


一般財団法人東京マラソン財団は、「2022大会年度臨時理事会」において、東京マラソン2021における新型コロナウイルス感染症に係る開催判断について決議を行い、引き続き開催に向けて準備を進めてまいります。

 


 とあります。メデイアでは開催することが決まったと伝えています。
<国内最大規模のランナーが参加する東京マラソンを主催する東京マラソン財団は18日、3月6日の大会を開催する方針を明らかにした>(朝日新聞デジタル)
 しかし問題が・・・・・・。こんなメールがきました。
「~大会当日65歳以上の参加者の皆様へ~」と件名にあり、本文には、
<主催者として万全の感染症対策を講じてまいりますが、万が一、高齢者に該当する参加者が、大会参加中もしくはその前後に感染し、発症した場合、重症化するリスクが高いことから、感染症専門家の意見も踏まえ、大会当日65歳以上の参加者の皆様には、出来るだけ今大会への参加を見合わせ、次回大会以降への出走権移行をお願いすることといたしました>
 要は高齢者は走るな、ということですか。年齢による差別かも。どうするかな、東京マラソン。





| | | コメント (0)

2022/02/18

IPv6をめぐる混迷

 家のWi-Fiが古くなってきたので取り替えようと新しい無線LANルーターを購入。入替をしようと分からないなりにいろいろやってみたが、なんか回線速度が良くなりません。どこが悪いのか調べていくうちに、そもそもどんな契約になっているのか、を確認しないといけないことに気付きました。
 我が家は20年ほど前から光回線なのですが、4年ほど前にドコモの光に変えています。プロバイダーはソネットです。しかし、ソネットの光サービスが何年か前にぷららに売却されています。やっとこれがわかり契約状況をみるとIPv6というサービスにいきあたりました。
 IPv6というのは聞き覚えがありましたが、実際のサービスが始まっているとは知りませんでした。で、いまの通信環境はIPv6になっているのか。これがわかりません。ネットを彷徨い、IPv6判定サイトにいきあたりました。これをやってみると、「IPv4/IPv6ともに利用可能です」となって、どうやらIPv6にはなっていないようです。
 いろいろ考えて、思いついたのは光回線の終端装置に接続している有線ルーターが古いためIPv6になっていないのかも。それでこれを新しいルーターに替えてみると見事IPv6になっていました。
 しかしなあ、これって自分で調べるしかないのか。インターネットは欠かせないインフラになっています。難しすぎます。









| | | コメント (0)

2022/02/17

カーボローディングという方法

 一昨日、35キロ走ったですが、30キロ過ぎからペースダウンしてしまいました。6分15秒/キロを目標にしていたのです、最後の5キロは7分ごえになってしまいました。一人でのトレーニングではレースと違い、エイドもないので自給自足しなくてはいけませんが、エネルギー補給食品のソイジョイなどを携帯するくらいしかしていません。
 それに練習とはいえ30キロをこえる距離を走るときにはカーボローディングが必要だったなと反省しました。カーボローディングはマラソンなど長い時間に及競技に効果がある方法です。やり方にはいくつも方法がありますが、代表的なのは古典法と改良型のようです。


古典的な方法はレース1週間前から始め、週の前半は低糖質食、後半からレース当日までを高糖質食とし、リバウンドを利用して通常の2倍ものグリコーゲンを体内に蓄積させるというものです。しかし、食事が極端過ぎて体調を崩しやすく、さらに、低糖質食の期間中2回行うオールアウト(疲労困憊運動)によって疲労が残りやすいため、この方法はあまり現実的ではありません。

一方、改良型の方法とは、オールアウトや低糖質食の期間がなく、ただ、「レース3日前から高糖質食をとる」という方法です。この方法ならリスクが少ない上、古典的な方法と同程度のグリコーゲンを体内に貯めることができるため、現在多くのランナーに採用されています。(runnetより引用)


 具体的には、<レース3日前から(日曜日がレースなら木曜日から)ごはんやパン、めん類ばかりの食事にします。もちろん、肉や魚、野菜のおかずは不要。わかりやすいイメージでは、ファミリーレストランにある「かやくごはん+うどんセット」>
 炭水化物だらけの食事で糖質制限ダイエットとは真反対です。「カーボローディングは20kmもしくは約1時間走りつづける種目において有効と考えられています」(グリコのウエブサイトより引用)なので、日常のトレーニングでにちょっと長い距離であれば有効ということです。
 食事の摂り方も考えなくてはいけません。






 

| | | コメント (0)

2022/02/16

日本のGDP

 昨日内閣府が15日発表した21年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率5.4%増と2四半期ぶりのプラスという数字です。日本のGDPにしては大きい数字かとも思いますが実態は、
「2021年の実質経済成長率は1.7%で、マイナス4.5%だった20年からの反発力は弱い。5%台の米欧との差が目立つ」(2月15日 日経新聞)
 と指摘されています。
 コロナ禍以前より日本は低成長です。
「コロナ下での日本経済の低迷は、もともとの成長率の弱さを反映しているともいえる。日本の潜在成長率はゼロ%台半ばで米国(2%弱)やドイツ(1%台前半)を大きく下回る。人口減少だけでなく、設備や人材への投資の少なさも全体を押し下げている」(日経新聞)
 今更ですが、なぜ日本は低成長なのか。今後、労働人口が減っていく中、ますます厳しい状況になっていくでしょう。賃金は上がるどころか、下がっていくかもしれません。怖いなあ。


| | | コメント (0)

2022/02/15

いしだあゆみ「アワーコネクション」

 Apple Musicで聴いていたのですが、先日岩田由起夫さんが主催する「レコードの達人」でかけてくてたので改めてちゃんと聴こうと思ったいしだあゆみの「アワーコネクション」。正確なアーティストはいしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー。作品紹介を引用すると、
<ティン・パン・アレイ・ファミリーのサポートをうけ誕生した、いしだあゆみの大傑作アルバム。 ティン・パン・アレイ、矢野顕子、吉田美奈子、山下達郎、吉川忠英、浜口茂外也らのミュージシャンが参加>
 と豪華ミュージシャンが参加しています。
 収められた12曲は作詞はすべて橋本淳が書き、作曲・編曲は細野晴臣と萩田光雄です。オリジナルアルバムがリリースされたのは1977年。以前からCDは販売されていたのですが、先月UHQCDになり再発売されました。
 サウンドは今聴いても古びた感じがありません。最近、70年代、80年代の歌謡曲に脚光が浴びているようですが、その中でも異色なアルバムでしょう。いしだあゆみがこんなアルバムをつくっていたのか、とちょっと驚かされる1枚です。
 

Photo_20220214112801
2_20220214112801

| | | コメント (0)

2022/02/14

ユージーン・スタジオの多彩な表現

「ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow」(東京都現代美術館)は新しい出会いでした。そもそもユージーン・スタジオというアーティストをまったく知りませんでした。ユージーン・スタジオとは、
<ユージーン・スタジオは寒川裕人(Eugene Kangawa、1989年アメリカ生まれ)による日本を拠点とするアーティストスタジオで、平成生まれの作家としては当館初となる個展です>(美術館公式サイトより)
 と記されています。寒川裕人はアメリカ・ニューヨーク生まれの現代美術家。
 展示されている作品は表現形式が様々です。平面作品から大型インスタレーション、映像作品、彫刻作品等など美術館の広い空間をつかった展示は刺激的です。アーティストスタジオとしていくつもの表現方法で作品をつくっていることに魅了されます。
 この展示はその場にいって体験しないと本質はわからないでしょう。今後のユージーン・スタジオ がどのように進化していくのか。楽しみです。

 




















| | | コメント (0)

2022/02/13

「Viva Video! 久保田成子展」の映像表現

 東京都現代美術館での「Viva Video! 久保田成子展」には新鮮な感動がありました。久保田成子というアーティストを知らず作品は(おそらく)はじめてみたと思います。夫がナムジュン・パイクということも知り、今さらながら自分の無知に気付きます(笑)。
 本展は、
<新潟に生まれ、国際的に活躍した久保田成子(1937-2015年)の没後初、日本では約30年ぶりの大規模な個展を開催します。映像と彫刻を組み合わせた「ヴィデオ彫刻」で知られる久保田は、ヴィデオ・アートの先駆者の一人とみなされています。しかしながら、彼女の現代美術への貢献は、十分に評価されているとはいえません>(美術館公式サイトより)
 とあるように、久保田成子の再評価をしようとする企画展です。
 いまの時代、ヴィデオアートは古い、過去のものと思われているかもしれません。CGとかVRとか、いろいろあるからね。しかし、久保田が活動した時代には先駆者だったのです。
 時系列に展示されている作品をみて、作家が表現しようとしているものは、まさに最先端ではなかったか。ゆえに「彼女の現代美術への貢献は、十分に評価されているとはいえません」ということになるのでしょう。
 映像表現の原点かもしれない久保田成子の刺激的な回顧展です。

Photo_20220213062401











| | | コメント (0)

2022/02/12

「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」とは

 いま、東京都現代美術館では3つの企画展が同時に開催されています。前からいこうと思っていたのですがなかなか足が向かず、会期末も迫ってきてやっとみてきました。
 そのひとつ「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」は
<アートと音楽の交差点から作品を発表し、革新的な活動を続けてきたクリスチャン・マークレーの国内初の大規模な展覧会を開催します>(美術館公式サイトより>
 という企画展です。クリスチャン・マークレーというアーティストは知りませんでした。
「音楽とアートをつなぐ最重要作家」とされるクリスチャンの作品は、表現の多彩な展開にひきつけられます。
<1970年代からサンプリングやコラージュという手法を発表してきたマークレー。音楽、アート、マンガ、映画、街のグラフィティまで、彼が既存の世界をどのように翻訳し、リミックスしてきたのか。初期から最新作まで、その全キャリアを振り返る作品をご覧ください>
 とサイトにあるようにコラージュ、映像から木版画までいくつも手法を使い作品をつくっています。ひとつの表現方法にとらわれない才能あふれるアーティストだと感じました。

「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」


 

Photo_20220212070101





| | | コメント (0)

2022/02/11

アスリートビブスとは

 東京マラソンですが、開催可否が18日に先延ばしされ、参加ランナーの中には戸惑っている人も少なくないのでは。大会の主催者からは開催が前提でメールがきています。昨日配信されたのは、こんなメール。


東京マラソン2021(2022年3月6日開催)に参加される皆様へ
「アスリートビブス引換証」の発行と「参加案内」についてご連絡させていただきます。

ランナー受付には、「アスリートビブス引換証」、本人確認書類と体調管理アプリをインストールしたスマートフォンが必要です。
※「アスリートビブス引換証」と「参加案内」の紙の郵送はございません。
サステナビリティへの取組みの一環(印刷物の削減)として、ご理解・ご協力お願いいたします。


「アスリートビブス」とはなんだろう。ネットで検索すると、
<2020年4月から日本陸上競技連盟競技規則が改正されて、「ナンバーカード」の名称が「アスリートビブス」に変更された>
 ということが分かりました。
 ということは「アスリートビブス引換証」は「ナンバーカード引換証」ということか。分かりました。
 昨日の東京都のコロナ新規感染者は1万8000人をこえています。緊急事態宣言はでそうにないですが、まん延防止等重点措置は延長です。東京マラソンはやる気です。

| | | コメント (0)

2022/02/10

井村屋のスポーツようかん

 ロング走の際には水(スポーツドリンク)とエネルギー補給食品を持参しています。食品といってもかさばるものは持っていけないので、もっぱらSOYJOYです。が、最近ネットでみつけた「スポーツようかん」も持っていきます。
「スポーツようかん」は井村屋が出しているスティックタイプの羊羹です。井村屋のサイトには、
「片手でようかんを押し出すだけで、手軽においしくエネルギーチャージができます。持続性エネルギー糖質を配合しているのでスポーツ・アウトドアに最適です」
 と書かれています。ひとつ40グラムで113キロカロリー。あずきとカカオがあります。なぜ、この2つの味なんだろう。
 昔、機能性食品は世の中にない頃、ランナーにとってのエネルギー補給は黒砂糖でした。糖分はエネルギーになるのでしょう(詳しいこと分からないけど)。スポーツようかんは意外と優れものかもしれません。

Sports-yokan

| | | コメント (0)

2022/02/09

休刊する「NHKウイークリーステラ」

「NHKウイークリーステラ」を年に一度買ってます。年1回掲載されるアナウンサー名鑑がお目当て(笑)。特に貴重な情報が載っているわけでもないのですが、なんとなく惰性で。毎年確か秋に載っていたのですが、今年は何故か年を越してからの掲載です。
 これは、この「NHKウイークリーステラ」が3月で休刊になるせいかも。前身が「グラフNHK」というこの雑誌はNHKの番組情報と民放を含めた番組表が主な内容です。番組表はネットで検索できるし、テレビもNHKと民放だけではないし。いまやNetflixやAmazon Prime Videoのほうへ話題が移っている現状、この週刊誌は厳しいことは容易に想像できます。
 テレビ雑誌はいくつかはまだ発刊されています。かつて週刊だった「テレビガイド」「ザ・テレビジョン」はいまは月刊になっていました。どれくらい売れているのか。
 テレビ雑誌の将来は、厳しそうです。

Nhk1

| | | コメント (0)

2022/02/08

Kindleの使い勝手

 2か月ほど前にKindleを買い、電子版での読書をしています。電子書籍は初めてではなく、Kindleは初期モデルを買いました。2012年にkindle Fire HDを購入しています。このモデルは電子書籍リーダーというよりタブレットです。現行モデルではキッズ向けもあり、ラインナップが豊富です。でも読書のためにはKindle Paperwhiteがいいようです。
 Kindleを買おうと思ったきっかけは曽野綾子の小説が講談社から電子化されたからです。講談社文庫の電子化ですが、紙の本は絶版になっているものがほとんど。Amazonでは古本は出品されていますが、昔の本は字が小さくて高齢者には読むのがつらい(笑)。
 Kindleではフォントの大小は自由に設定ができます。重さは205グラムで、外出時に持ち歩くにもいい。紙の本では文庫、新書くらいしか持ち歩けない。
 もちろん雑誌のようにカラー写真がメインのメディアの読書には適しませんが、これはiPadやKindle Cloud Readerを使えばいいことです。今更ながらAmazonのテクノロジーに感心しました。

Kindle

 

| | | コメント (0)

2022/02/07

福生のポロ春

 福生まで出かけました。撮影が目的ですが、たぶんはじめての地です。そもそも福生という地名は知っていましたが、どこにあるかちゃんとは把握していませんでした。青梅線でいくんですね、もっと都心に近いと思っていました。
 うちから2時間近くかかってしまい、撮影を始めたのは11時頃。かつての遊郭地域は独特の雰囲気を醸し出しています。撮影の合間に個性溢れる中華屋さんをみつけました。

Photo_20220207071401
「ポロ春」・・・・・・、不思議な店名。撮影途中だったのでスルー。その後、昼飯時間になったので、この店が気になり入りました。店内にはこんな張り紙が。
Photo_20220207071701
 おかみさんに「元気ですが?」ときかれたので、「元気です」と答え、100円引きの取引成立です。味噌ラーメンにチャーシュートッピングを注文。これも個性的な一杯で、美味です。
 この店、10年前、アド街で福生が取り上げられた際、19位にランクインしています。またいきたいですが、ちょっと遠い。

| | | コメント (0)

2022/02/06

NFTの時代がくるのか

 先週号の「週刊東洋経済」が<全解明 暗号資産&NFT メタバース革命が始まる>という特集を組んでいました。タイトルをみて、まずわからない。「暗号資産」「NFT」「メタバース」???。
「暗号資産」は以前は「仮想通貨」と言われていました。Coincheckの口座はかなり前につくりましたが、取引はしていません。NFTはNon-Fungible Tokenの略で日本語で非代替性トークンだそう(これでも意味は理解できない)。メタバースとは「メタ(超越した)」と「ユニバース(宇宙)」を組み合わせた造語で、仮想空間をさすらしい。この特集に触発されて『NFTの教科書』を読みましたが、ほぼ理解できませんでした(笑)。
 ちなみにすこしでも理解しようと『現代用語の基礎知識2022』で調べると、「NFT」「メタバース」とも補遺に掲載されていて、まだマイナーな現代用語のようです。
 東洋経済が革命というくらいなので、近い将来大きな変革が起きるのでしょう。ついていけそうにないけど。


Nft






| | | コメント (0)

2022/02/05

東京マラソン開催の結論先延ばし

 4日のコロナ新規感染者は全国で9万8374人、東京は1万9798人です。こんな感染状況で東京マラソンはどうするのか。昨日、東京マラソンエントリーセンターからメールがきました。
<東京都においては、大規模イベントの開催にあたり、「ワクチン・検査パッケージ」に代わり、参加者の全員 PCR 検査の実施が制限緩和の要件とされました。こうした状況や専門家の意見を踏まえ、東京マラソン2021においては、新型コロナウイルス感染症対策として、改めて参加ランナー全員の PCR 検査を実施することといたしました。>
 これまではランナーには「ワクチン接種証明書の提示もしくは財団指定のPCR検査実施を参加要件」としていました。これを全員のPCR検査になったわけです。
 肝心の開催の可否については、いつなのか。
「開催判断につきましては、まん延防止等重点措置の期限等、新型コロナウイルス感染症の動向を見定めるため、2022年2月18日(金)に改めて行う予定です。」
 本来(大会の規約)では大会の1ヶ月前に判断をすることになっていましたが、先延ばしです。大会の2週間前に決断するというギリギリのタイミング。さてどうなるのでしょうか。











| | | コメント (0)

2022/02/04

事業復活支援金というコロナ対策

 先日、NHKニュースなどでも報じられましたが事業復活支援金の受付が始まっています。コロナで売上が減った中小企業、個人事業主への支援です。コロナ対策としては一昨年の持続化給付金、昨年の一時支援金、月次支援金に続くものです。
 今回の事業復活支援金は、
「2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上高が、2018年11月~2021年3月までの間の任意の同じ月の売上高と比較して50%以上又は30%以上50%未満減少した事業者」
 が条件で、30%以上50%未満減少が対象に加えられたことが特徴的で、間口が広がっています。
 今回のまん延防止等重点措置を受けて休業している飲食店も目立ちます。経済が以前のようになるのは、いつのことか。まだまだ時間はかかりすです。

事業復活支援金

 

| | | コメント (0)

2022/02/03

コロナワクチン3回目を接種

 昨日の新型コロナウイルス感染者は全国で9万4930人ではじめて9万人をこえ、東京都も2万1576人と初の2万人ごえです。そんな中、3回目のワクチンを接種しました。
 2回目までは大規模接種会場で受けたのでモデルナワクチンでした。今回は接種券が届いた時点で大規模の受付が始まっていなかったので地元自治体での接種です。予約時によくわからないままやったので(なにせLINEはほとんど使っていません)、ファイザーかモデルナか分かっていませんでした。うちから近く会場を選んだ結果、ファイザーでした。
 接種は受付から30分ほどで終了しました。自衛隊運営の大規模接種より運営が緩いです。例えば接種後の待機で、待機時間を記入した紙をくれるのですが、退出時のチェックはありません。接種後、すぐに逃亡(笑)してもOKです。
 会場では高齢者に囲まれて、高齢者ということを認識しました。大変なコロナの感染状況は続きます。

20220202-3

| | | コメント (0)

2022/02/02

東京マラソンの事前手荷物預かりサービス

 エントリーしている東京マラソンで「事前手荷物預かりサービス」が有料で提供されていることは以前書きました。これは有料なんですが、なおかつ抽選です。申込をしていたのですが、昨日<抽選の結果 【ご当選】 されました>とメールがきました。従来の大会であればスタート地点で荷物を預け、ゴールで受け取るのは参加費の中に入っているサービスです。これが別途有料(2900円)です。
 申込のときよく内容をみていなかったのですが、このサービスでは手荷物を送付しなくてはいけない。当日着替えた後のジャンパーとかを預けるのではなく、事前に必要と思えるものを送付するということ。ややこしい。サイトによれば、
「本サービスでお預かりする手荷物では、生ものや貴重品、カメラ・スマートフォン・携帯電話等壊れやすいものはお預かりできません。」
 と現金は原則だめだろうな。
 しかし、いまの感染状況では開催ができるのか。緊急事態宣言の発出次第です。まだ走れるかわかりません。  

| | | コメント (0)

2022/02/01

先月のRUN

 昨日、35キロのLSDを敢行し、なんとか完走しました。4時間以上かかったけど。それで1月の月間走行距離が366.2キロになりました。使っているエプソンのソフトによれば記録更新とか。世の中のランナーはもっと走っているだろうけど、自分としてはかなり走った感じです。
 走行距離を積めばいいわけではないのですが、やはり基本は距離。トップランナーたちは月間1000キロ以上走っているはずです。一昨日の大阪ハーフで引退した福士加代子が「走るのが楽しくてやめたくなかった。でも走れなくなったので、終わりにします!」と言っていました。かつては野口みずきのマラソン日本記録を破るだろうともと言われた福士ですが、引退です。
 走れなくなった、とはどんな心理状態なのか。市民ランナーたちはそんなことを気にせず、走り続けています。走ることとは何なのか。今さらながら疑問が浮かびます。


20220201-061835

| | | コメント (0)

« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »