小椋佳:余生、もういいかい2
「小椋佳:余生、もういいかい」のコンサートは会場の大きなオーチャードホールがほぼ満席でした。小椋佳が御年78歳ですから、観客も高齢者がほとんどです。「この歳になると生きるのも大変です。最後まで歌えるかどうか」といいながら、コンサートは20分の休憩を挟みながら、2時間半以上に及びました。
7年前に「生前葬コンサート」で4日間、だぶらない100曲を歌いました。今回のコンサートでは数多い楽曲の中から20曲ほどを歌ってくれました。「少しは私に愛をください」はゲストの林部智史とのデュエット。歌手に提供した「シクラメンのかほり」「夢芝居」「愛燦々」。井上陽水との共作「白い一日」、堀内孝雄との「いとしき日々」。メッセージが込められた「モク拾いは海へ」は意外な選曲です。そしてアンコールは「さらば青春」、「山河」でした。
小椋佳は、どうやらこれが最後のコンサートになりそうです。長い間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
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