アシックスが反撃
自由が丘にある「アシックスウォーキング」の店舗が閉店と告知されていました。これをみて、アシックスは業績悪いから、と思い込んでいましたが、そうでもなさそうです。1週間前、日経新聞に<アシックス、ゼロからの逆襲 箱根駅伝で厚底戦線に変化>という記事が載っていました。
記事では元旦に掲載されたアシックスの1面広告コピーから引用して、
「2021年1月。レースから、アシックスのシューズが姿を消した。たとえ何度負けようとも、わたしたちは前を向く。(中略)負けっぱなしで終われるか。」
と。
前回の箱根駅伝(2021年)ではアシックスのシューズを着用する選手はゼロだった。そこからの反撃宣言の広告です。
そして今回「今回の箱根では24人が着用して挽回の兆しを見せた。」
箱根駅伝の走者は220人だから約1割ということです。
アシックスの企業業績も回復しています。この会社はランニングシューズなどランニング商品が売上の6割ほどを占めます。直近の業績予想は会社四季報によれば、「ラインナップ強化が実り、コロナ前比でも販売2桁増の勢い。」です。2020年12月の赤字から2021年12月期は黒字へ転換する見込み。
アシックスの反撃が始まっています。
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