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2022/01/25

「写真」という雑誌

 昨年あたりから写真雑誌が相次いで休刊しています。「アサヒカメラ」、「日本カメラ」といった写真投稿マニアには重要な雑誌が休刊になりました。巷ではオンライン動画が広がり写真は厳しい状況に追いやられています。まして、紙のメディアは縮小しています。
 その状況の中、ふげん社が「写真」と題された雑誌を創刊しました。
「写真術の誕生から180余年。21世紀の到来とともにデジタルカメラやスマートフォンの普及によって、誰もが気軽に写真を撮り、多方向に発信・受容してコミュニケーションできる世の中になりました。ソーシャルメディアの台頭は写真を取り巻く環境を一変させ、我々はリアルとバーチャルのはざまでカメラと映像に囲まれて暮らし、写真はもはやあらゆる媒体に変容する、我々の日常環境そのものとなりました。これからの写真に何が可能なのか、この激動の時代に求められる写真表現とは何なのか。
雑誌『写真』はいまこそ写真とは何かを問い直し、写真そのものが持つポテンシャルを最大限追求するとともに、見るものを魅了するイメージと濃密な記事内容で、いつまでも人々の記憶に残るような誌面、五感にうったえかける物質としての印刷物というコンセプトで創刊されました。」(銀座 蔦屋書店のウエブサイトより引用)
 創刊号を予約していて先日届きました。予約したときは「アサヒカメラ」のような写真雑誌だと思っていたのですが、かなり違っていました。写真を「みる」というより「読む」メディアです。なんか難しいなあ。
 この「写真」は年2回刊の予定とか。創刊号は多くの写真家などクリエーターが参加し、かなり力が入って充実した内容になっています。次号からはどうなるのか。行方はわかりません。

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