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2022/01/12

小椋佳、デビューの経緯

 小椋佳のファイナル・コンサートでご本人デビューの経緯に関わることを語っていました。


大学生のとき、寺山修司と交流があり(寺山は小椋より9歳年上)、寺山の自宅に泊まっていたこともあった。当時、東由多加が寺山の家に居候をしていて、小椋佳は東の部屋で添い寝した(笑)。


 小椋佳のデビューについてコンサートでご本人曰く、いつかわからないと語っていました。その詳しい経緯はわからないでしょうが、本人が日経新聞の私の履歴書で書いていることによれば(2016年)、寺山修司の『初恋地獄編』のLPレコードに参加。これがきっかけでポリドールレコードのディレクターに見いだされ、アルバム「青春~砂漠の少年~」がつくられました。
 東由多加は東京キッドブラザーズを主催した演出家、劇作家です。柴田恭兵はここに所属していました。
 小椋佳と寺山修司の交流という視点からみれば、1970年代の文化が刺激的で、面白いことに気付きます。いまや語られることが少ない気がするこの時代が妙に気になりだしました。





 

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