« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »

2021年12月

2021/12/31

今年のランニング

 昨日、駒沢公園あたりをペース走。11キロほど走って今月は280.4キロの走行距離です。今日は休養日にする予定なので、これで走り納め。月間で久しぶりに長い距離を走りましたが、300キロには届きませんでした。10月からトレーニング内容をペース走中心にし、週2日休養日にしたので走る日数が以前より減っているため、走行距離は少なくなります。ちなみに9月は休養日は3日で27日走っていましたので、量から質への転換かな。
 今年はトータル2435.9キロ走りました。平均すれば月200キロをこえていますが、世の中にはもっと走っている人たちがたくさんいます、きっと。来年もこれくらいは走りたいです。頑張らないと。
 足元の目標は、来月23日の藤沢湘南藤沢市民マラソンです。10マイルという中途半端な距離ですが、なんとか完走したいと思います。

202112-momthly-log



| | | コメント (0)

2021/12/30

2つの報告書

 散らかっている机を片付けていて株式の報告書の入った封書を開け、斜め読み。大学をでて最初に入った会社のものです。辞めてから30年経つのですが株を売らずに持っています。この会社は9月決算なので、今月が株主総会。報告書に記載された売上高は約1500億円。いつのまにか増えている。2012年9月期には800億円だったに、どうしたことか。
 でも、この会社に在籍時に確か1500億円ほどの売上高はあったと記憶しています。どこかで売上が低迷し、やっと35年ほど前の数字になったということか。
 任天堂の中間決算報告書もありました。この会社の株を買ったときは、いまの6分の1の株価でした。メディアでは「スマホでゲームをやる時代にゲーム専用機などつくっている会社はダメだ」という論調がほとんどでした。任天堂は最初に勤めた会社と当時決算期が同じ8月で、なんとなく親近感がありました。そしてその時は任天堂より売上高は多かったです。いま、任天堂の通期売上高は1兆7,589億円。完全に逆転されています。
 会社というのは、生き物なんですね。

202112_20211230072301



 

| | | コメント (0)

2021/12/29

弱る円という状態

 通貨投資をしている人はわかっているでしょうが、円安になっています。今さらですが、昨日の朝日新聞に一面に「弱る円」なる記事が掲載されています。
「ほかの国の通貨に比べ、日本円はモノを買う力が強いのか弱いのか。そんな通貨の購買力を示す国際指標で、日本円が約50年前の水準まで下がっていることが分かった。」(12月29日 朝日新聞)
 国債指標とは。
「この指標は、国際決済銀行(BIS)が毎月公表しており、『実質実効為替レート』と呼ばれる。約60カ国・地域の通貨を比較し、各国の物価水準なども考慮して総合的な通貨の実力を示す。」
 ということで、「数値が低いほど、海外からモノを買う際の割高感が高まる」といもの。
 この数値が下がっています。
「今年10月に70を割り込み、11月に67.79まで下落。これは同様に円安が進んだ2015年6月以来の水準で、1972年8月と同じ値だ。」
 海外旅行へいったら、「高い」と感じることが多いということ。いまは行けないけど。インバウンドにとっては安く買い物ができる。これもいまはほとんどいません。
 安い日本はいつ解消されるのか。

| | | コメント (0)

2021/12/28

豚ラ王というラーメン

 スーパーでみつけて買っていた「日清豚ラ王 アブラ、ニンニク、ショウユ 2食パック」(これが正式名称)ですが、カロリーとか気になり手をつかないでいました。昨日ロングランをしたのでいいだろうと、封を開けました。
 ラーメンマニアならわかるでしょうが、ラーメン二郎系のラーメンです。袋麺は9月に発売されましたが、その前にカップ麺が発売されていました。
 とりあえず作ってみました。野菜マシマシにしようとモヤシを二袋買ってきました。袋麺なんだけど
<"鍋炊き調理" と "電子レンジ調理" の "2WAY調理" を実現しました。>
  ということで、電子ランジで簡単にできます。「電子レンジ調理なら、"ガッツリ系ラーメン" と相性抜群のもやし*を麺と同時に加熱することも可能です。」なんですが、鍋で作りました。
 ネギ、キャベツが切れていたので、モヤシとニラを炒めてトッピング。モヤシ二袋でもマシマシにはなった感はない。
 お味は、まあ二郎を感じるラーメンです。気軽に作れるので、いいかな。日清もこんな商品をだすなんて。売れているのかな。

Photo_20211228071001
2_20211228071101
3_20211228071101

 

| | | コメント (0)

2021/12/27

大宅文庫の現状

 編集者をやっていた時、よく大宅文庫にいきました。資料をさがすのに、ここがいちばんでした。昨日の日経新聞<The STYLE>に「大宅文庫の危機で失うもの」という記事がありました。状況はかなり厳しいようです。
「ここ十数年、赤字基調で、昨年度は2000万円の赤字だった」
 改善する見込みはあるのか。
「収支の足しにと募っている有志の寄付も収支を立て直すにいたらない」
 大宅文庫は雑誌80万冊を整理、保管し、検索機能を提供している私設図書館です。記事を書くため、本をつくるための資料を集める、という作業のため、大宅文庫の資料は必要です。しかし、いまやインターネットが普及して、情報の質はともかく簡単に資料を集められる時代になりました。
 かつて六月社という私設図書館も使いました。ここも雑誌資料が揃っていましたが、調べてみたら2018年に閉館していました。
 マスメディアを取り巻く状況は、変わってしまったようです。

| | | コメント (0)

2021/12/26

ワクチン接種証明書と東京マラソン

 ワクチン接種証明書がアプリで提供され、巷では「上手くいかない」、「マイナンバーカードがないため、できない」なんという声ももきまれます。先日、物は試し、とやってみました。5分もかからず証明書を取得できました。マイナンバーカードの読み取りをするのですが、これが「動作しているのか、してないのか」が表示ではよくわからず、少し戸惑いました。
 ワクチン接種証明書はどこかに使うことがあるのかな、と思っていましたが、東京マラソンで使えることに。エントリーしているので、先日メールがきてコロナ対策のため証明が必要とのこと。証明は、


ワクチン接種証明書・PCR検査の選択
1または2のどちらで陰性証明を行うか選択してください。
1. 2回のワクチン接種証明を提示して参加
2. 財団指定のPCR検査を利用して参加


 ワクチン接種証明書での参加でもいいのですが、すでにPCR検査のお金を払っているので、これを選択しました。PCR検査したことないし、いい機会かも。
 しかし、東京マラソンは実施されるのか。昨今のオミクロン株の感染状況からどうなるかわかりません。まあ、トレーニングはしないといけないのですが。

Photo_20211226061301

| | | コメント (0)

2021/12/25

オフセット印刷の「原色美女図鑑」

「週刊文春」の「原色美女図鑑」が今月号からオフセット印刷になりました。先週号に<グラビア印刷 最後の一日>なる記事があり、昭和24年以来凸版印刷・川口工場で行ってきたグラビア印刷が終了し、オフセット印刷に移行するとあります。
 昔、中学生向けの雑誌編集していたとき、雑誌は活版印刷、オフセット印刷、グラビア印刷が混在していました。印刷、製本は大手印刷会社(凸版印刷、大日本印刷)が行っていましたが、グラビア印刷だけは別の会社がやっていました。なぜだかは分かりませんが、おそらくコストか技術的な理由で、そうなっていたのではと思います。当時からグラビア印刷は高価ときいていました。印刷に使う印刷板がオフセットは樹脂なのに比べ、グラビア印刷版では金属版を使うことが理由です。
 記事にはグラビア印刷が終了した理由として、コロナの影響で25年間使い続けたドイツ製印刷機の部品交換が困難になったこととインキメーカーの供給が難しくなったことが書かれています。
 今週号の「原色美女図鑑」は綾瀬はるかですが、写真は以前の号に比べて力が足りない感じがします。なんかぺったりとしている印象。残念だなあ。

202112_20211224213701

| | | コメント (0)

2021/12/24

「星降る夜のクリスマスオイリュトミー」をみる

 世田美のワークショップで断続的に受けているオイリュトミー。講師の方が出演する「星降る夜のクリスマスオイリュトミー」をみてきました。そもそもオイリュトミーとは。
「ドイツ・オーストリアの思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱した身体芸術の一体系。言葉と音楽の響きを身体の動きへと移行される独自の方法論は、現在も各言語圏において深化と発展を続けている」(パンプレットより)
 なんか難しいようですが、演じられた舞台は洗練された身体芸術です。体を基本とした表現は、オイリュトミーに詳しくなくても心を動かされます。
 この公演は「《有機的な連携》をキーワードに、個々の芸術家が共同する母体として、オイリュトミスト野口泉が立ち上げた団体」こうもりクラブが主催しています。オイリュトミーという表現をみられる機会は残念ながら多くはありません。その意味で、貴重な時間を過ごしました。

こうもりクラブ

20211223

| | | コメント (0)

2021/12/23

ホームセンターの東急ハンズ買収

 驚きました。ホームセンター・カインズが東急ハンズの買収します。
「ホームセンター最大手のカインズは22日、東急不動産ホールディングス(HD)子会社で雑貨店を展開する東急ハンズ(東京・新宿)を買収すると発表した。カインズの店舗は郊外が中心。東急ハンズを傘下に収めて都心部を含めた店舗網の拡大につなげる。」(12月22日 日経新聞電子版)
 東急ハンズは1976年の創業。大学3年だったか、先輩(4年生)が「東急ハンズという会社なら入れるかも」と話していました。彼は文学部です。当時、文学部は実力勝負で入るマスコミ系以外は有名企業には就職口がほぼないという時代でした。
 先日、閉店した東急ハンズの池袋店が開店した際、プレスの招待でいきました。各階の見学のとき「日本一ドライバーがそれっています」と説明されたのが何故か記憶に残っています。
 カインズはベイシアグループの1社です。近年躍進するワークマンもこのグループです。東急ハンズは業績がさえません。
「豊富な品ぞろえで消費者の支持を集めてきた。ただ外出自粛や時短営業などの影響を受け、厳しい状況が続く。21年3月期の連結売上高は631億円で前の期比35%減った。コロナのせいだけではなく独自商品が充実していないからだ。」(日経新聞)
 創業時には新しかった東急ハンズのビジネススタイルも、いまは時代から遅れているということか。厳しいな。 





| | | コメント (0)

2021/12/22

年末の居酒屋は

 以前勤めていた会社でいっしょに働いていた方と久しぶりに会いました。何年ぶりだろう。Facebookで誕生日メッセージを送ったら、飲みましょう、ということになり、再会が実現。
 フレックス勤務なので夕方4時からでもいい、とうことで新宿西口交番で待ち合わせ。早い時間からやっている「三平酒寮」にいきました。この居酒屋も何年ぶりだろう。新宿西口界隈では老舗です。
 まだ時間が早いのでお客はまばらでしたが、話がはずんで4時間近くいましたが6時過ぎには賑わってきました。年末、居酒屋の景気はどうなのか。居酒屋では人手不足だといいます。ワタミではバイトの賃上げをすると報じられ、また、
「緊急事態宣言の解除後、飲食業界では再び人手不足感が高まっている。年末年始の繁忙期を控えていることも背景にある。各社間ではバイト獲得争いも激しい。他の居酒屋チェーンでは、養老乃瀧が11月に、都内の一部の直営店で時給を50~100円引き上げ1200円とした。」(12月14日 日経新聞電子版)
 大人数での忘年会は少ないでしょうが、飲み会は増えつつあるのかもしれません。

2_20211222073001
Photo_20211222073001



| | | コメント (0)

2021/12/21

もうすぐ「湘南藤沢市民マラソン」なんだよ

 新年1月16日にリアルで開催される「湘南藤沢市民マラソン」にエントリーしていたのですが、昨日必要なものが送られてきました。要項、ゼッケン、参加賞のTシャツ、シューズにつける計測チップ、荷物袋など。以前(コロナ前)だとこれらのものは当日、受付をしてもらえるものでした。受付で「頑張ってください」と言ってもらえるのが、なんか嬉しかった。しかし、今はそれもできないようです。
「湘南藤沢市民マラソン」は今年で12回。マラソン大会の中では新参者です。私もこの大会は初めての参加です。この大会、距離が特徴的で10マイル(約16キロ)というマラソンです。10キロより長く、ハーフより短い。中途半端な距離で、当然陸連公認の距離ではないでしょう。
 ランナーにとってもどのくらいのペースでいくか、悩ましい。トレーニングで10マイルの距離をタイムトライアルする必要があります。
 ともあれ、久しぶりのリアルマラソン大会。完走をめざして頑張ります。

Photo_20211221093801

| | | コメント (0)

2021/12/20

長野で蕎麦

 長野に仕事でよく行っていたのはもう20年前です。北陸新幹線はまだ長野までしか開通していなくて、「長野新幹線」と通称(?)されていました。その頃、サラリーマンは仕事を終え、東京にもどる前、長野駅前にあるそば屋で腹ごしらえをしていました。「油や」がその店ですが、久しぶりにいきました。
 駅前の好立地なのできっと人気店でしょう。賑わっています。ビールのあてをお品書きで見繕っていると、おすすめの「板そばの刺身」というのをみつけました。食べた記憶がありません。注文して供されたのは、まさに蕎麦の刺身。歯ごたえのある食感が美味。どうやって作るのかな。
 このあと、店の名物というおろしそば。ボリュームがあります。満腹になりました。
 長野といえば蕎麦かな、やはり。

Photo_20211220064001
Photo_20211220064101

| | | コメント (0)

2021/12/19

新しくなった長野県立美術館

 長野県立美術館が新しくなっています。歴史的にみると1966年に信濃美術館開館として開館し、1990年には東山魁夷館が併設されています。老朽化のため、本館は改築、東山魁夷館は改修され、新しいミュージアムとして今年4月にオープンしました。以前の長野信濃美術館には(かなり昔かな)行きました。おそらく武蔵美のレポート作成のための調査だったと思います。
 以前の建物は東山魁夷館は別物という印象が残っていますが、リニューアルでは本館と一体となる設計がされて、二つの建物は渡り廊下で行き来ができます。
宮崎浩の設計による建物はガラス張りで、爽やかなイメージです。
 現在、美術館では企画展「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」が開催中です。東山魁夷による奈良・唐招提寺御影堂の障壁画全68面が一堂に展示されています。
 善光寺の隣に位置する長野県立美術館は、魅力ある美術館です。

Photo_20211219070802
Photo_20211219070801





| | | コメント (0)

2021/12/18

元麻布ギャラリー佐久平へ

 日帰りで長野にいってきました。長野市と佐久で訪れたいとこや撮影したい場所があり、日帰りの強行軍でした。20211217
 目的のひとつが「佐久平元麻布ギャラリー」を訪れることです。このギャラリーは武蔵美の通信で同じ年に入学した方(同級生といえばいいかな)が、責任者(キュレーター)をされています。もう10年以上やられているのですが、なかなか機会がありませんでしたが、やっといくことができました。「佐久平元麻布ギャラリー」はホテルチェーンの東横インが運営しています。元麻布ギャラリーの本店は名前の通り東京の元麻布にあり、その他甲府、平塚、佐久平にギャラリーがあります。ギャラリーの公式サイトによれば、
各ギャラリーでは、絵画、彫刻、書道、工芸、写真、華道など
さまざまな分野において、全国で活躍する作家から幅広い年齢層の市民、団体まで活発に芸術活動を行っております。
 とあります。
「佐久平元麻布ギャラリー」ではいま、「Art potluck 2021 クリスマス アート ギフト展」を開催しています。地元の作家による素敵な作品が展示されています。作品は購入できます。
 地域で根付いたアートを感じることができる素敵なスペースでした。また訪れたいと思います。

元麻布ギャラリー佐久平facebook



| | | コメント (0)

2021/12/17

来年の手帳は

 そもそも手帳というものが必要なのか。当たり前の疑問が浮かぶ年末です。Googleカレンダーで事足りるのではと。ここ2年間、ほぼ日手帳を使っていました。使っているのはほぼ日で「カズン」と称している大型サイズの手帳で、一日1ページのタイプ。手帳を持って外出することがないんで、うちの机の引き出しに入れています。
 使い方は前日の行動(これもたいしたことをしていません)を書きとめ、展覧会にいったらチケット、DMなどを貼っています。まあ、日記みあいなものです。でも、日記なら、このブログも日記で備忘録として書いているところもあります。
 それで、来年の手帳は、と迷ってまたほぼ日手帳を買ってしまいました。手帳のカバーがまだまだ使えるし、というのが消極的な理由です。手帳は以前は青山にあったTOBICHIで買っていたのですが(我が家の墓のそばなので)、これが神田のほぼ日ビルに移転して、ここまでいってきました。このTOBICHI、前の店と感じが違う。なんかワクワクしないのは何故。
 ほぼ日手帳も、再来年はどうなるんだろう。

2022_20211216063501

| | | コメント (0)

2021/12/16

オリビアの「水の中の妖精」

 最近、愛聴している矢口清治さんがパーソナリティーをつとめる「Music Freeway」でオリビア・ニュートン・ジョンのアルバム『Physical』40周年記念盤が発売されたのを知りました。あれから40年か。まだ20代。この記念盤は、2CD+DVDで
<2CDにはアルバム・タイトルトラック「Physical」やリミックス、ボーナス・トラック等、全31曲のリマスター音源が収録、DVDにはグラミー賞のVideo of the Yearを受賞した「Physical」のミュージック・ビデオ、『Olivia: Live in Concert』のライヴ映像が収められる。>(UDISCOVER.JPより引用)
 と内容豊富です。早速タワーレコードのオンラインストアで注文しましたが、ずっと入荷しない状況が続いています。
 オリビア・ニュートン・ジョンといえば、『水の中の妖精』も印象深いです。思いだし、Amazonなんかで探すと、新品はいま売られていません(廃盤?)。余計に欲しくなり、ディスクユニオンの中古品を手に入れました。アメリカ盤の中古です。
 アルバムに収録された曲はビージーズ「Come On Over」、ドリー・パートン「Jolene」、ウィーリー・ネルソンで有名な「Blue Eyes Crying in the Rain」などが収録されています。
 楽曲も素晴らしいですが、ジャケットのインパクトがすごい。アルバムの原盤タイトルは「Come On Over」ですが、『水の中の妖精』という邦題をつけたセンスに感銘します。
 それにしても『Physical』早く来ないかな。

2_20211215184001

 

| | | コメント (0)

2021/12/15

トヨタのEV戦略

 発表前からネットで注目されていたトヨタの14日にEV戦略説明会がありました。新聞、テレビなどネットで大きく報じられています。
< トヨタ自動車は電気自動車(EV)向けの巨額投資にカジを切る。2030年までにEVの研究開発や設備投資として4兆円を投じると明らかにした。「EVに後ろ向き」とさえ言われてきたトヨタが初めてEVのみの投資枠を公表した。>(12月15日 日経新聞電子版)
<トヨタ自動車が電気自動車(EV)の2030年の世界販売目標を350万台に引き上げた。これまで、「脱炭素」の切り札としてEV一辺倒に偏りがちな政策の潮流と距離を置いてきた。それが、EVシフトを加速させる戦略に転じた。>(12月15日 朝日新聞デジタル)
 トヨタがEVに大きく舵を切った、という論調です。
 戦略説明会での豊田社長が発表した内容は、
「電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表した。」
 です。2030年は約8年後。年間1000万台ほどを販売しているトヨタが350万台をEVにするということ。
<従来は25年までにEV15車種を用意するとしていた。これを30年までに30車種と改め、EVに4兆円、うち2兆円をEV向け車載電池に充てると表明した。高級車「レクサス」ブランドは35年に世界で100%をEVにする。>(日経新聞)
 レクサスはすべてEVか。高級車からまずEV化という戦略です。
 課題、問題点はいくつもありますが、もう時代はEVです。いまからガソリンエンジン車を買うことは、どうなんだろうと思わざるを得ません。

| | | コメント (0)

2021/12/14

立ち食い蕎麦の本

 東京にいると立ち食いそば店には困りません。「うまい、やすい、はやい」は吉野家のコンセプトですが、立ち食い蕎麦も「やすい、はやい」では負けないでしょう。うまい、は人それぞれですが。
 確か日経新聞の一面の広告で知った「手打ち&立ち食い蕎麦 」という本が気になって貯まっていたAmazonのポイントで買ってしまいました。版元はリベラル出版というところですが、書名を冷静にみると「手打ち蕎麦」と「立ち食い蕎麦」を同じ本にすることは、かなり大胆な企画ではないかと思います。
「手打ち蕎麦」の部では巷での名店とされる「神田やぶそば」とか「神田まつや」とか「並木藪蕎麦」は載っていません。隠れた名店ということでしょうか。
 立ち食い蕎麦の部は、都内と近郊の立ち食い蕎麦があります。各所の店が載っていますが、蕎麦の写真が美味しそうじゃない(笑)。素人写真みたい。

Photo_20211213203101

 売れているのかな、この本。リベラル出版というのはどんな出版社なんだろう。すごく気になります。





| | | コメント (0)

2021/12/13

弥生という会社

 日経新聞で報じられた「オリックス、会計ソフトの弥生をKKRに売却」の記事では、弥生という企業を再認識しました。会社の経理は弥生を長らく使っています。以前、お世話になっていた税理士さんが弥生のソフトを勧めてくれたので、そのままずっと会計はこれでやっています。
 日経新聞の記事によれば、
「オリックスは子会社で会計ソフト大手の弥生(東京・千代田)を米投資ファンドのKKRに売却する方針を固めた。金額は約2400億円とみられる。オリックスは弥生を2014年に800億円超で買収した」
 とあります。
 弥生ソフトなど一連の会計ビジネスを行っている弥生株式会社はオリックス傘下だったのですね。しかし、800億円で買った会社が7年で3倍の価値になっている。驚きです。オリックスもいい商売しています。
 記事には弥生の大株主の変遷が書かれています。
「もともと米会計ソフト、インテュイットの傘下にあったが、03年に国内投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京・港)の支援を得ながらMBO(経営陣が参加する買収)により独立した。04年にはライブドアが230億円で買収した。
07年には経営難に陥ったライブドアが弥生を手放すことになり、アジア拠点の投資ファンド、MBKパートナーズが710億円で買収した。MBKのもとで経営体制を整えた後、14年にオリックスの傘下に入った」
 なぜ、たびたび大株主がかわるんだろう。素朴な疑問がわきます。
 まあ、弥生ソフトを使っている身としては、ソフトが継続してくれればいいのですが。





| | | コメント (0)

2021/12/12

エディー・バウアー閉店のショック

 これには驚きました。既に報じられていますがエディー・バウワーが日本から完全撤退です。すべての店舗とオンラインストアが閉店で、もうエディー・バウワーの商品は買えなくなります。オンラインストアは12月5日に閉店し、実店舗もすでに閉店したところがあります。
 エディー・バウワーのウエアは愛用しています。持っている半分くらいはエディー・バウワーではないかな。安くはないのですが、長持ちするのがいい。GAPや国民服のユニクロも使っていますが、なんか安定感があります。
 エディー・バウワーの撤退に関連し、GAPも国内市場での苦戦が伝えたれています。その一方でノースフェースは好調のようです。ファッションのマーケットの変化してしまった、ということなのでしょう。

Photo_20211212071501

| | | コメント (0)

2021/12/11

T JAPANの村上春樹

 朝日新聞から定期的に届けられる「T JAPAN」の最新号は村上春樹が表紙です。「村上春樹インタビュー 人と人をつなぐ場を、未来へ」と題された記事には早稲田大学国際文学館、通称「村上春樹ライブラリー」での村上春樹へのインタビュー記事です。村上春樹は最近、マスメディアへの露出が目立ちます。「村上春樹ライブラリー」で朗読のイベントをやっています。
 記事で「村上春樹ライブラリー」設立の経緯が語られていますが、これが興味深い。ユニクロの会長兼社長・柳井 正氏が改築費用全額約12億円を寄付しました。柳井氏は早稲田大学卒業ですが、村上春樹は、
「実は、柳井さんと僕は同じ年に早稲田に入学しているんです。彼が政経学部、僕が文学部。学生時代に面識はないんだけど、同じ大学解体世代なんですよ」
 ということで、柳井さんもすごいなあ。12億円だもの。
 記事では村上春樹は本を読むことにこう言っています。
「僕は、全人口のうち本当にちゃんと本を読む人は5%だと思ってるんですよ。ベストセラーみたいなのがわっと出れば浮動票が膨らむこともあるけれど、ブームが終わればまたしぼんで5%に戻る。でも、この5%の人たちは『本を読むな』と止められても読むんですよ、絶対に。そのコアな少数の人たちが大事で、彼らが読んでくれればだいたい飯は食っていける」
 5%、たぶんそうだろうな。
 ちなみにT JAPANはウエブサイトがあり、村上春樹の記事も掲載されています。いつもはスルーしているT JAPANですが、今号はちゃんと読みました。

T JAPAN

T-japan1















| | | コメント (0)

2021/12/10

「シェル美術賞展」をみる

 久しぶりの六本木の国立新美術館で「シェル美術賞展」をみました。シェル美術賞というのをそもそも知らなかったです。公式サイトによれば、
「次世代を担う若手作家のための美術賞であり、創設当初より完全な公募制で実施しています。」
 という公募展で「シェル美術賞(1956年~1981年)、および昭和シェル現代美術賞(1996年~2001年)の合計31回の実績を経て、2003年に再開し、本年50回目の開催となる現代美術の公募展です」と歴史ある公募の美術賞です。
 展示されている作品は「平面作品でワイヤーによる吊り展示が可能なもの」という応募規定に沿ったものです。今年の受賞者が先月発表され、お付き合いのあるアーティストさんが二人入選されているので、みにいってきました。会場には様々な表現でつくられた作品が展示され、見入ってしまう作品も少なくありません。
 お付き合いのあるアーティストさんが、津田翔一さんと柴田彩乃さん。お二人の作品を最近購入し、お目にかかる機会がありました。それぞれの作品は以前三菱商事のアート・ゲート・プログラムのチャリティーオークションで購入させていただきました。それから何年か経ち(たぶん5年近く)経ち、アーティストとして成長している作品をみて、少し嬉しくなりました。
「シェル美術賞展」は12月20日までです。

シェル美術賞展


202112
202112_20211210072601



| | | コメント (0)

2021/12/09

儲からない書店

 出版産業の窮状はたびたび伝えられていますが、現場からの声をきくとその状況が厳しいことを実感します。今週号の「週刊東洋経済」には<出版界であらわになる格差」という記事が掲載されています。この特集はすでに東洋経済オンラインで「激動の出版」として掲載されていた内容ですが、改めて読むとかなり衝撃的です。特に書店大手の有隣堂社長・松信健太郎氏へのインタビューが現状を的確に表現しています。その内容をいくつか引用してみます。
―有隣堂グループは20年8月期に最終赤字に転落しました。
「(前略)営業利益率1%を目標に、懸命に(経営の)立て直しを図っている。競合する書店グループの多くも同じ状況で、2%以上の利益率(を達成するの)は難しくなっている」
ー返品率の改善のため、AI(人工知能)の活用なども議論されています。
「(返品率の改善には)限界がある。市場がピークを迎えた90年ごろに年間約3万点だった、現在では同7万点となっている(編集部注:1995年より書籍の新刊点数の収録範囲が改訂され、現在の水準と単純比較できない)」
 営業利益率1%を目標、年間3万点→7万点という事実。
 出版界の未来はないのか。今さらながらこんな思いになる記事です。

| | | コメント (0)

2021/12/08

ラジオの時間

 ラジオをきくのはラジオで聴くことが多かった。なにを言っているのか、という感じですが、これまではもっぱらラジオ機器で聴いていました。でもはradikoを聴くことを覚えて(笑)、タイムフリーをよく利用しています。
 最近はラジオが流行っているのでしょうか。DIMEの今月号(2022年1月号)では「今、聴くべきラジオと音声コンテンツ」が特集です。記事のリードにこうあります。
「声だけでその世界は招き入れ、笑いや情報を届けるラジオと音声コンテンツ。コロナ禍となって、さらにその価値が再発見されている」
 記事には多くのラジオ番組が紹介されています。ほとんど聴いていないなあ。愛聴しているピストン西沢の番組もスルーされているし(笑)。
 かつて、中学生の頃はもっぱらラジオを聴いていました。ラジオは魅力的なんだな、と思い直しました。もう少し、ラジオを聴いてみようかな。

202201dime

 

| | | コメント (0)

2021/12/07

住宅ローン利率の低さ

 関係者は気になっていると思われる年末の税制改正への動きですが、今年は住宅ローン減税が話題の中心です。日経新聞の報道によれば、
<政府・与党は年末が適用期限の住宅ローン減税を巡り4年延長したうえで、借入残高の1%を所得税などから差し引く現行の控除率を一律で0.7%に引き下げる最終調整に入った。>(12月7日 日経新聞電子版)
 と引き下げることが決定的です。
 住宅ローンの利率は足元ではどれくらいなのか。ネットで調べてみると、au自分銀行では変動金利では年率0.41%、固定金利で0.575%です。低いなあ。昔(10年ほど前ですが)ファイナンシャルプランナーの資格を取ったとき、住宅ローンの計算も問題に含まれていました。ここでは5、6%の利率が前提でした。それと比べるといまの利率には驚きます。
 今回の減税引き下げは、
<低金利が続き控除額がローンの支払利息額を上回る「逆ざや」を是正する。>
 ことが目的です。しかし、0.7%でも例えば0.41%だと逆ざやは解消されないのでは。
 例にあげた住宅ローンですごいと思うのは、固定金利でも0.575%ということ。例えば5千万円借りても年28万ほどの金利。ここに最長13年のローン減税が適用されます。それなら借りたほうがいいと思うのも自然。
 結局借金をしているのですが、どこかで破綻しないのか。そんな心配は無用ということでしょうか。



| | | コメント (0)

2021/12/06

最後の福岡国際マラソン

 昨日、福岡国際マラソンが開催されました。75回の歴史をもつ大会ですが、今回で最後。今年、3月に主催者から発表されたリリースによれば、
「国内外で、数万人規模の市民ランナーとトップ選手が走る大都市型マラソンが時代とともに増え、エリートマラソン大会の位置づけが変化してきました。本大会も、選手招聘や財政面など大会運営が厳しさを増す中、これまでの状況や今後の見通しを踏まえ、持続的、安定的な大会の在り方を主催者間で協議してまいりましたが、大会の継続は困難であるとの結論に達しました」
 が中止の理由とされています。
 東京マラソンの開催以来、記録的に制限があるいわゆるエリートマラソンより、招待選手と市民ランナーが一緒に走る大会のほうがスポンサーが付きやすく、儲かる、ということでしょう。
 主催者の朝日新聞がいくつかの記事を掲載していますが、その中で2度優勝している中山竹通へのインタビューが興味深いです。エリートマラソンの置かれている状況について語っています。
<主流となった市民マラソンにもひとこと言いたいことがある。「7時間もかけて走るのがマラソンなのかな。だれでも走れるところが、ちょびっと気に入らないんだよね。マラソンは人生なんだから、98%の完走率とか楽すぎるでしょ」>(12月5日 朝日新聞デジタル)
 中山竹通が語る「マラソンは人生なんだから」と言う中山の言葉が重いです。

 

| | | コメント (0)

2021/12/05

新井満さん、亡くなる

 今朝の新聞で知った「新井満さん、死去」のニュースに驚き、悲しくなりました。様々な分野で活躍した新井さんですが、最近の活動を知ることはありませんでした。新井満さんの経歴をウェブサイトから引用します。


新潟市生まれ。上智大卒業後、広告会社の電通に入社。作家の森敦さんの芥川賞受賞作をテーマに「組曲 月山」を制作し、阿久悠さん作詞の「ワインカラーのときめき」を歌うなど、多彩な才能で注目された。
1987年に「ヴェクサシオン」で野間文芸新人賞、88年に都会に生きる心の渇きを描いた小説「尋ね人の時間」で芥川賞。98年の長野五輪では、イメージ監督を務めた。「千の風になって」は、妻を亡くした友人を慰めようと作られた。作者不詳とされる英語詩を翻訳、作曲、歌手の秋川雅史さんが歌い、親しまれた。2007年に日本レコード大賞作曲賞を受賞した。


 歌手、作家、作曲家など多才であった新井満さん。大学のときにあることでお目にかかったことがあります。気さくな方だったことを覚えています。心よりご冥福をお祈りいたします。

| | | コメント (0)

2021/12/04

ミシュランガイド2022のこと

 ついつい買ってしまうミシュランガイド。昨日、「ミシュランガイド東京 2022」が発売になり、予約していたヨドバシカメラから届きました。今年のミシュランに掲載されている東京のレストランは432軒。昨年は446軒だから少し減ってます。本そのものも昨年は335ページ(奥付前までのページ数)が271ページに減ってます。
 ミシュラン掲載のレストランはどんな基準で選ばれているのか。調査をどんな人がやっているのか。調査はどうのようにして行われているのか。いろいろ気になります。
 ラーメン屋はミシュランでは亜流かもしれませんが、今年のガイドではうちの近くの店が掲載から外れました。以前の版には確か載っていた「びぎ屋」が昨年版で外れ、今回は「三藤」が載っていません。
 最近はこの店にはいっていないのですが、掲載されなくなった理由が知りたい。まあ、ミシュランガイドに載ったからといって、お客は殺到することもないかもしれません。ミシュランより食べログの時代ですから。

2022

| | | コメント (0)

2021/12/03

イッセー尾形一人芝居@有楽町朝日ホール

 イッセー尾形の一人芝居「妄ソー劇場・すぺしゃるvol.3」をみてきました。年末恒例の有楽町朝日ホールでの公演です。今年はイッセー尾形の都合なのか、例年だと夏に行われる練馬での公演が10月末にあり、それから一ヶ月ほどでの一人芝居です。
 テーマは練馬での公演と同じ「妄ソー劇場」です。演目も同じでした。
<演目>
ロリータ風
中華屋のおばちゃん
高速道路の男
女性プロデューサー
国会中継
立体紙芝居(雪子の冒険Ⅳ)
ひとみちゃん

 練馬での公演より進化して、芝居は磨きがかかっています。今回の公演は最前列が確保でき、イッセー尾形のつばが飛ぶ演技を堪能しました。
 毎回の演目「雪子の冒険」の相関図が描かれているトートバッグを買ってきました。イッセーのサイン入りです。楽しい一夜でした。

Photo_20211203083901
20211202

| | | コメント (0)

2021/12/02

スポーツクラブのいま

 新型コロナウイルスの出現で感染再拡大の懸念が広がる中、いまスポーツクラブはどうなっているのでしょうか。最初の緊急事態宣言のときにはスポーツクラブは「密」だとして休館を余儀なくされました。その後、クラスターは起きていないことから、宣言下も休館にはならず営業しています。
 昨日、久しぶりに横浜の青葉台にあるクラブ店舗にいきました。他店利用という特典があるのですが、コロナでずっと使えないままだったのですが、たまにはということで。
 ここでちょっと驚いたことがあります。スタジオレッスンでバーチャルレッスン(プロジェクターで投影された映像で行うレッスン)に参加者がたくさんいました。おそらく定員いっぱい状態。本来会員登録している店舗ではバーチャルはがらがら。誰もいない、ということもあるのに、なんだこの人たちは。
 青葉台の店舗のレッスン予約状況をみると、かなり「FULL=満員」になっています。スポーツクラブのレッスンは人気なのか。マシンスペースは混雑していないのに。
 コロナ禍でスペースをすることのスタイルが変わっているのかも。

20211202-070757

| | | コメント (0)

2021/12/01

アレサ・フランクリンの「リスペクト」

 アメリカのシンガー、アレサ・フランクリンの伝記映画「リスペクト」をみてきました。アレサ・フランクリンのアルバムは持っていないのすが、話題になっているみたいなので。
 シンガーの伝記映画は、主役の歌唱力が問われます。本作では「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞受賞し、歌手としても第51回グラミー賞を受賞したジェニファー・ハドソンが演じています。歌唱力はうまい。アレサと比べているのではありませんが、シンガーとしては素晴らしい力を持った人だと思います。
 映画はアレサ76年の生涯を描いた作品。スーパースターなりの波乱万丈の生涯ですが、真のアレサの生き方に迫ったいたかな、という感じはありました。人種差別との闘いにかかわったアレサの心情は、理解できにくいこともあります。
 シアターは平日午前の上映だったのにも関わらず満席でした。アレサの歌が満喫できる秀作です。

 

| | | コメント (0)

« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »