財政対策55兆円への膨張
政府の経済政策への金額が膨大になっています。財政支出は55.7兆円程度と過去最大ですが、その内容には疑問が呈されています。
「未来を切り開くのか、過去に戻るのか。どちらを向いているのか分からない経済対策だ」(11月20日 日経新聞)
政府の政策はどうなっているのか。
「家計や企業への給付など新型コロナウイルス禍での危機対応に重心を置き、デジタル化や脱炭素など経済成長を押し上げる政策は新規案件に乏しい。赤字国債の増発は避けられないが、財源の議論も先送りになっている。」
そもそも赤字国債が前提になっている日本の予算です。55兆円の効果がどこまであるのか。
「世界的にも遜色ない規模とするが、成長を意識した戦略は全体の2割程度にとどまる」
日経新聞の記事によれば、例えばデジタル化で「データセンターへの地方分散支援への基金」へ500億円ですがEUは「デジタル分野へ2~3年で17兆円投資」です。
借金ありきでの財政対策で経済は再生するのか。疑問だな。
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