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2021/11/04

刺激的な「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」

 久しぶりに金沢21世紀美術館に。この前訪れたのは2006年なので15年振り。金沢にいったのは、9月の下旬にホテルが安い値段(通常の半値ほど)で予約でき、会いたい方がいたためです。そしてこの美術館で「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」が開催されているのを知り、いくことにしました。
「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」はアーティスト・長島有里枝さんがゲストキューレーターとして展示をする企画展です。少し長いですが、美術館のウエブサイトから引用します。

80年代のメディアが喧伝した揶揄的なフェミニスト像に違和感を持っていた若い長島は、「フェミニスト」と自称することを避けつつも、常に男性中心主義的な価値観への問題提起を作品にしてきました。当時の若者のフェミニズム的実践を見えにくくしたそのような態度は、日本における第三波フェミニズムの一つのあり方であったと考える長島は、「運動」や「連帯」の形を取ってこなかった作家たちの作品にもその要素が見いだせるのではないかといいます。このような考察に基づき、長島が9名の作家との対話を経て選んだ作品をご紹介いたします。

 長島有里枝さんは写真をひとつの表現手段としているアーティストです。本展に参加しているアーティストは写真、インスタレーション、版画、刺繍など様々な表現で作品をつくっています。展示の広がりが、魅力的です。展示の中では小林耕平の「オブジェクト」作品が面白い。映像作品も展示されてますが、変です。でもひきつけられます。
 わざわざみにいった価値がありました。

212111-21





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