« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »

2021年10月

2021/10/31

『イッセー尾形の妄ソー劇場 その4』をみる

 昨年の暮れ以来かな、イッセー尾形の一人芝居をみてきました。このところ東京では練馬文化センターと有楽町の朝日ホールでの公演が定着しています。そういえば、イッセー尾形が長らく公演をしてきた原宿クエストが今月クエストが閉館になってしまいました。
 それで、今回の一人芝居は『イッセー尾形の妄ソー劇場 その4』と題された新作です。演じられた題目は7つ。
「ロリータ風」「国会中継」「中華屋のおばちゃん」「高速道路男」「女プロデューサー」「立体紙芝居(雪子の冒険Ⅳ)」「ひとみちゃん コロナ編Ⅱ」です。
「立体紙芝居(雪子の冒険Ⅳ)」「ひとみちゃん コロナ編Ⅱ」は毎回の定番ネタ。コロナを取り入れ、進化しています。クエストでやっていた頃のよりも全体の時間は短くなったけど、一人芝居は相変わらずイッセー尾形の独壇場です。特に今回かネタが冴えていた感じで、充実していました。ますます盛んなイッセー尾形の一人芝居を楽しみました。


20211031

| | | コメント (0)

2021/10/30

写真展:T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO

 いま、屋外で展示の写真展「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が開催されています。この写真展は今年初めて知ったのですが(ほんとに写真のことは知らない)、どんなものなのか。
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは、「日本の写真文化 /写真の未来について考える」をコンセプトに、(1)写真展、(2)学生プロジェクト、(3)トーク&イベントの3つを柱に展開するフォトフェスティバルです。
 内容は、
再開発が進む八重洲・京橋の仮囲いや、オフィスエリアにおける公共空間(公開空地等)を使い、東京という都市を見つめてきた日本の写真家たちの作品を「雑誌」のように展開するものです。
 というもの。
 八重洲、京橋のオフィスビル、建物工事中の囲い壁に写真家の作品が展示されています。期間限定のパブリックアートとも言えるか。面白い展示だと思います。街のなかの写真もいいものです。

T3-photo-festival-tokyo2
T3-photo-festival-tokyo1



 

| | | コメント (0)

2021/10/29

TOKYO ART BOOK FAIRの賑わい

「TOKYO ART BOOK FAIR」にいってきました。東京都現代美術館で開催されている「日本で初めてのアートに特化したブックフェアとして2009年にスタートしました。」(公式サイトより)という歴史あるフェアですが、はじめてです。昨日、28日の15時30分より始まり、31日までの4日間です。
 コロナもあり2時間15分ずつの入替制で完全事前予約制です。昨日の入場券は一昨日の朝購入したのですが、昨日の入場時には完売していました。今時点で30日(土)は完売、31日(日)も売り切れた回があります。入場料1000円なのに人気です。
 今回はコロナのため、オフライン会場と同時にオンライン会場もあります。過去、例えば2019年は「約300組の出展者が参加し、4日間で3万5000人以上が訪れ、過去最大規模のフェアとなりました。」と混雑したようですが、今年は入場者を絞ったため、ゆっくりとみることができたようです。
 世に中にこれほどART BOOKをつくって、買いたい人がいるのか。驚きのフェア体験でした。

2021-tokyo-art-book-fair



| | | コメント (0)

2021/10/28

映画「MINAMATA―ミナマタ―」

「MINAMATA―ミナマタ―」をみました。1975年に発表された写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの写真集「MINAMATA」を題材に描いた伝記ドラマ。 言うまでもなく水俣病を撮影し、発表するまでのユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの真実を描いた映画作品。ジョニー・デップが製作・主演を務めています。水俣病という日本の課題をテーマに、海外でいま、映画つくられたことに注目します。
 主演のジョニー・デップを支える役として日本から真田広之、國村隼、美波らが出演しています。真田広之の熱演もいいですし、國村隼もすごい。英語上手いし。
「水俣病」(原田正純著)を読んだのは40年以上前か。ユージン・スミス、桑原史成の写真もみましたが、やはり真剣にこの問題に向きあっていなかった。大きなメッセージを受け取った映画です。

「MINAMATA―ミナマタ―」


| | | コメント (0)

2021/10/27

健康保険のこと

 日本は国民皆保険なので、医療についてはいまのところは負担が少ない。これからはどうなるかはわかりませんが。うちは小さな会社をやっているので協会けんぽに入っています。ここで条件(資格かな)を満たせば扶養家族を含め、医療負担は少なくてすみます。
 先日、協会けんぽから「健康保険扶養者資格の再確認について」と封筒の表に赤字で記載された封書が届きました。来年度の条件についての確認なのでしょう。提出締切は12月20日。来年4月からの新年度の適用にしては気が早い(笑)。
 封筒ににはいくつも書面が入っていて、なにかややこしい。ちゃんと読まないといけないようなので、理解するのに時間がかかりました。やっと提出書類に記入完了。
 必要なことなのでしょうが、なかなか大変でした。

Dsc08054

| | | コメント (0)

2021/10/26

予約しなくっちゃ

 どこでも予約が求められています。ミュージアム、映画、イベント、そしてスポーツクラブでもレッスンも。会員になっているクラブでのスタジオレッスンもネット予約しなければ参加できなくなっています。いつも参加しているのはボクシング系のレッスンなのですが、参加する予約を取るのがコロナ禍以来、大変に。
 以前は週3回あったレッスンが週1回に減り、レッスンの定員も24名が6名に。ネットでの予約は月2回、午前零時から。競争は激化し、零時前からパソコンで待機し、時間になったら予約してやっと確保。
 レッスン数が減ったのはコロナだけではないようで、減った分バーチャルレッスン(映像レッスン)が導入されたこともあります。これは単にスポーツクラブの経営上の都合。
 ともあれ、コロナもいったんおさまってレッスンの定員も21名に増えました。午前零時までおきていて予約する必要もないようです。直近の予約は25日の零時だったのですが、さっき(26日6時)みたらまだ満員になっていませんでした。
 なんでも予約社会になったコロナ禍。今後はどうなっていくのだろう。

| | | コメント (0)

2021/10/25

渋谷はずっと工事中

 先週末、土日に山手線内回りが運休して、全国ニュースで報じられるほどの事件でした。具体的には
「JR東日本は23~24日、山手線の池袋―大崎間(内回り)を終日運休にする。渋谷駅の同線内回りホームの拡幅工事のため。工事に伴う山手線の運転見合わせとしては、同社が1987年に発足して以来、過去最長という。」(10月22日 朝日新聞デジタル)
 この運休で山手線以外に鉄道がない目白駅を使う人には迷惑だったでしょう。
 なんでこの工事をするのか。
「内回りの線路のうち、約480メートルの区間を東側に最大約4.2メートルずらし、ホームを拡幅する。将来的には外回りの線路も西側へ移動させ、現在別々のホームから乗り降りしている内回りと外回りを、一つの島式ホームから乗り降りできるようにする。」
 まあ、山手線のホームは狭いから、使いやすくなることは間違いないです。しかし、渋谷駅周辺はずっと工事しています。いつからか? 記憶にあるのは、2008年秋に青学の大学院試験でキャンパスにいったとき、すでにヒカリエあたり(当時はまだなかった)で工事してました。
 それから13年、渋谷はまだ工事をやっています。いつ出来るのか。2027年という噂もききますが、どうなんだろう。年寄りたちの記憶にある渋谷は、もう過去のものです。



| | | コメント (0)

2021/10/24

体重増減の不思議

 体重を毎日はかって、増減に小さく一喜一憂してます(笑)。体重の変化は食事、運動とどう関連しているのか。いまだ謎です。例えば、昨日は16キロのジョグをして、その後撮影で出歩き、計4万1000歩を歩きました。しかし、今日朝体重をはかったら(毎朝、起床の後はかった体重を基準値としています)、昨日より950グラム増えていました。
 一昨日は雨のためジョグができず、トレッドミルで3キロ走っただけ。その前の日はジョグは休養日でした。運動量は少なかった2日ですが、体重増えず、少し減りました。
 昨日、飯を食べ過ぎたのか。そんなに多かったとも思わないのですが。運動量が多い日だったので、食事のカロリーを減らすといけないと思い、少し多めにしましたが。
 体重のコントロールは、なかなか微妙なものがあります。解答はないのかもしれません。

| | | コメント (0)

2021/10/23

ヨドバシカメラの通販

 ヨドバシカメラは独特な企業だと思います。かつて西新宿の淀橋水道場のそばに店舗がありました。卸かつ小売りの店でカメラを安く売っていました。ペンタックスSPをここで買いました。しかし、いつも間にか家電の量販店になっていました。
 ヨドバシカメラの通販はよく利用します。ここでないものは仕方なくAmazonを使うという感じ。今日の日経新聞1面に「ヨドバシ、ネット販売5割に引き上げ 5年で拠点整備」という記事があります。記事によれば、
「ヨドバシカメラは家電や雑貨などのネット販売比率を、現在の3割から5年で5割まで引き上げる。物流拠点の整備に600億円を投じて全国で翌日配送ができる体制を整え、ネット通販の競争力を高める。」(日経新聞)
 ヨドバシカメラの配送はこれも独特です。自社で配送便を持ち、Amazonのように外注していません。ただ無料配送を選ぶと、日時、時間指定はできません。配達日は注文時に商品ごとに明記されていますが、時間についてはいつ来るのかはわかりません。メールで「配達開始のお知らせ」がきて、それからすぐに配達されます。その時間に配達されれば、受け取るし、不在なら再配達です。再配達も不在通知に連絡しなくても、再度配達に来てくれます。効率悪そうですが。
 企業としても非上場で、経営の実態はわかりにくいヨドバシカメラ。今後、どのように発展していくのか。興味深いです。



| | | コメント (0)

2021/10/22

写真のギャラリーをいくつか

 とある理由があり、写真を展示しているギャラリーを3つまわりました。「OGU MAG+」「Alt_Medium」「ニコンサロン」です。
「OGU MAG+」では写真展「飛田英夫 + 鈴木諒一」。写真家2人による展示。

記憶のなかの映画のシーンを元に自作のミニチュアを制作し撮影する飛田と、書物や切り花を撮影する鈴木。共に部屋の中で制作を続けてきた二人の作家による写真展。今回、飛田は主に西部劇を主題とした新作群「Horizons West」を、鈴木はJ.M.W.ターナーのスケッチブックを撮影した「Skies Sketch Book」を展示する。

「Alt_Medium」では前川光平の「隣の芝生は青い」。前川さんは写真のワークショップでご一緒だったか方。

本展は、主に”Yard Art”と呼ばれる奇妙な庭や軒先を記録したイメージで構成されます。“Yard Art”(以下ヤード)とは、缶や瓶、DIY、人形などによって精巧に装飾された路上のディスプレイを指します。
それは例えば奇抜なラブホテルや商品が陳列されたアンティークショップなどではなく、あくまでも一般的な人々の住み家で構築されたものです。

「ニコンサロン」では、飯田 夏生実の「in the picture」。今年大学を一緒にでた方。

ある日突然、私は味覚も心も無感覚になり、外出さえできなくなった。それは子育てを終えた母親が陥る「空の巣症候群」だった。一年が経った頃、そんな自分を受け入れ、老いていくことを恐れず、日々生きる姿をとどめることで前に進もうと、セルフポートレートを撮り始めた。

 それぞれに個性的で刺激的でした。
 (写真は前川さんの作品)

Photo_20211022081501

| | | コメント (0)

2021/10/21

遠山顕さんの最終講座

 聴いてきたNHKラジオ講座「英会話楽習」が昨日、最終回でした。遠山顕のラジオ講座は10年ほど聴いていますが、今後講座はないようです。遠山顕さんはずっと英語を教える講座をされていました。かつて英語講座として人気のあった「百万人の英語」の講師でした。この講座は高校のとき聴いていたのですが、遠山さんの講座は記憶がありません。すみません。その後、1994年からNHKのラジオ英語講座を始めて、それ以来ずっとラジオで英語を教えていました。
 いろいろな事情があるのでしょうが、10月で講座は終了です。来月からは大杉正明さんの講座になります。長年聴いてきた講座がなくなるのは寂しいですが、仕方がないのか。
 遠山顕さん、長い間の講座お疲れ様でした。

Photo_20211021072301

| | | コメント (0)

2021/10/20

BRUTUSの村上春樹特集

 BRUTUSで2号連続で村上春樹特集でした。10月15日号(10月1日発売)と11月1日号(10月15日号)。いま、Amazonでみたら紙の雑誌は品切れで定価以上で出品されていました。もう品切れみたい。買っておいて良かったかな。
 まだ一部しか読んでませんが、特集の面白さは村上春樹のおうちがかなり公開されていること。書棚、壁に飾られたアート作品、レコード棚など自宅写真がかなりあります。村上春樹のプライベートに踏み込んでいます。村上と親しい編集者かライターがインタビューしていますが、ここまで公開することは、過去なかったのでは(村上マニアではないので、正確ではないのですが)。
 ざっと読んだところでは、興味深いのは村上春樹本人の文章(「うちの書棚から」)と村上へのインタビューです。やはり普通の人とはちょっと違うのを感じます。
 もっと本を読んで、音楽を聴いた方がいいと思った村上春樹特集でした。

Photo_20211020084001

| | | コメント (0)

2021/10/19

厄介な介護保険料

 高齢者になって介護保険料が「第1号被保険者」になって、保険料を給与から天引きではなく、直接納付しなくてはいけなくなりました。今年の7月分からの保険料納付書がきて、毎月の支払が必要になっています。3ヶ月ごとに納付書が送られてくるのですが、これは毎月支払いました。次の3ヶ月分の納付書も来ています。
 毎月払うのは面倒なので、なんとかならないかと納付書に同封されていたパンフレットを読んでみると・・・・・・。介護保険料は年金から差し引かれる。ただし年金が年額18万円以上の場合(特別徴収)。年金は今年から受給対象になっていますが、手続きをしていないので、自動的に受給期間の繰り下げになっています。なので、いまのところ年金はゼロ。なので、年金からの差し引きはできない。
 銀行口座からの振替はできるのですが、パンフレットに書かれているのは、<口座振替書依頼書>を請求して、記入。そして<保険料の納付書><預金通帳><通帳届け出印>を持参して金融機関へ行く。これも面倒。クレジット決済にならないのか。
 納付書での納付もpay-easyが使えず、モバイルレジでしかできません。なんともややこしい介護保険料の納付です。

| | | コメント (0)

2021/10/18

Ronnie Tutt亡くなる 

 エルヴィス・プレスリーのバックバンドをつとめたドラマーのロン・タット(Ronnie Tutt)が亡くなりました。エルヴィスがラスヴェガスでステージに復帰した時からバンドに参加(TCB Band)し、ほとんどのレコーディングセッションでもドラムを叩いています。
 エルヴィスの没後(1977年)、ニール・ダイヤモンドのバンドに参加するほか、多くのミュージシャンのバックをつとめました。Rolling Stonesのウエブサイトには、
Ronnie Tutt, drummer and original member of Elvis Presley’s TCB Band and the Jerry Garcia Band and a famed session musician who performed alongside Billy Joel, Buckingham Nicks and more, has died at the age of 83.
 と報じられています。
 エルヴィスの公式サイト(the Graceland website)で伝えられているほか、ニール・ダイヤモンドもInstagramでコメントを発表しています。
 1969年以降のエルヴィス・サウンドはギタリストのJames BurtonとRonnie Tuttがキープレーヤーだったと思います。ドラマーとして数々の名演でエルヴィスを支えました。
 ご冥福をお祈りいたします。

| | | コメント (0)

2021/10/17

成長か分配か

 公示が間近い衆議院選挙で、成長と分配が自民党のアピールポイントになっています。元々立憲民主党が言ってたという主張もあるようですが。成長か、分配かという論点で昨日の日経新聞が一面で記事にしています。タイトルは、「日本の年収、30年横ばい 米は1.5倍に 新政権、分配へまず成長を」
 日本の給与が長らく上昇していないのは周知の事実だと思いますが、その期間が長すぎて多くの人が気にしていないのか。記事には、
「OECDがまとめた年間賃金データを各国別に比べると日本は30年間ほぼ横ばいだ。購買力平価ベース(20年米ドル換算)の実質系列で30年前と比べると、日本は4%増の3.9万ドル(440万円)どまりだったのに対し、米国は48%増の6.9万ドル、OECD平均が33%増の4.9万ドルと大きく伸びた。」(10月16日 日経新聞)
 30年でわずか4%の伸びしかない日本の賃金に対しアメリカは1.5倍です。
 一方、分配はどうなのか。
「日本は米英に比べて富や所得の偏在が小さい。経済協力開発機構(OECD)のデータでみると、上位1%の世帯が所有する資産は国内全体の11%にとどまる。厚生労働省によると所得1000万円以上の世帯は2018年時点で全体の12%で、1996年のピーク(19%)から7ポイント低下した。」
 富裕層も少なくなっている実態。
「数字が1に近づくほど所得格差が深刻であることを示すジニ係数でみても、日本は米英より小さい。アベノミクスで格差が拡大したとの見方もあるが、2010年代は小幅改善した。」
 とアベノミクスが失敗と言う立憲民主党の主張はどうなのか。
 それにしても、この先日本は成長するのか。

| | | コメント (0)

2021/10/16

「当事者意識への加入」展

 藝出学舎の写真の講座で講師をされ、私もお世話になったアーティストの越中正人さんが運営するヨコスカアートセンター。広くは知られていないかもしれませんが、個性的なアートスペースです(Googleマップでは表示されます)。
 いま、「当事者意識への加入」展を開催中で、みてきました。この展示今月の5日間限定という珍しいもの。公式サイトによれば、

 


今回の企画における展示作品は越中正人によりヨコスカアートセンター2Fスタジオで作られた写真作品「当事者意識の加入 - Speeches about Covid-19 by world leaders.」、映像作品「「technical intern trainee single channel “HOPE” edited version.」、また現在、アーティスト・イン・レジテンスに参加中の長谷部勇人の制作中の作品「蜜蝋クィーン」の一部分を紹介します。



 という展示です。
 越中さん作品はコロナ禍での各国トップの意思表明をYouTubeから撮影し、これをプリントした作品。作品はデータが基本で、それをプリントしたものを展示しています。
 脱線しますが、ヨコスカアートセンターは横須賀中央駅から10分ほどのところ。商店街の中にあるのですが、なかなか味わいのある場所です。アートと場所の関連は、とても面白い。そんなことも思ったヨコスカアートセンターでした。

1_20211016100101
2_20211016100101
3_20211016100101

 

| | | コメント (0)

2021/10/15

「GENKYO 横尾忠則」は圧倒的

 いこうといこうと思っていて気がつけば会期末がすぐになって、やっと「GENKYO 横尾忠則」をみてきました。いやー、すごかった。横尾忠則の作品に圧倒されました。東京都現代美術館のフロアが横尾忠則ワールドと化しています。


いわゆる「画家宣言」から40年。アーティスト・横尾忠則は、めまぐるしくスタイルの変遷を重ねながら、森羅万象あらゆるものをモティーフとして、おびただしい数の作品を生み出してきました。「GENKYO横尾忠則」東京展では、愛知県美術館で開催された同展をさらにパワーアップ。絵画を中心に、初期グラフィック作品を加えた600点以上の出品作品により、横尾芸術の全貌に触れることができる、最大規模の展覧会です。(公式サイトより)

 600展以上か。もっとあったような気がします。しっかりとみたら何時間かかるのか。そんな展示です。
 横尾忠則展は愛知で開催され現代美術館に巡回してきたものですが、同じ物ではないのです。

「作品による自伝」をテーマに企画された「GENKYO横尾忠則」愛知展を、作家自身がリミックス! 横尾忠則の総監修のもとに、出品作品を半分以上入れ替え、構成を根本から見直して、全く新しい展覧会として生まれ変わりました。新しい観点から語られた横尾芸術の真実を体感できる、画期的な展覧会です。

 それに、横尾の新作をみることができます。

全世界がコロナ禍に見舞われるという未曾有の状況の中、横尾は、外出も来客も制限しながら、日々アトリエにこもって絵画制作に没頭してきました。昨年から今年にかけて制作された、この新作は、大作ばかり30点以上に及びます。横尾芸術のなかで、最大級の問題作とも言えるこの新作の数々を、本展では初公開いたします。


 会場には現代美術館では普段見かけない年齢層の方(シニア層)が多数いらっしゃいました。横尾忠則のファン層は広いな、と改めて感心しました。
 横尾忠則の世界に触れ、その奥深さに見入った展覧会でした。

Photo_20211014221601

| | | コメント (0)

2021/10/14

マラソンをめぐる話題

 ひっそりと報道されていたので、見逃すところでした。ボストン・マラソンとシカゴ・マラソンが開催され、その結果が伝えられています。ボストン・マラソン(10月11日)は2018年の覇者・川内優輝選手が招待されていましたが、怪我のため欠場。男子は30歳のベンソン・キプルトが2時間9分51秒、女子は27歳のダイアナ・キプヨゲイが2時間24分45秒で、ともにケニア勢が制しました。
 シカゴ・マラソンは24歳のセイフ・トゥラ(エチオピア)が2時間6分12秒で、女子はルース・チェプンゲティッチ(ケニア)が2時間22分31秒で制しました。男子日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)は2時間8分50秒で4位でした。
 両マラソンともケニア、エチオピア勢が強いです。
 マラソン大会もすこしずつ開催されつつあります。金沢マラソン、富山マラソンがリアルでの実施です。あいおいニッセイ同和損害保険がマラソン大会中止を補償する保険を発売します。このニュースを聞いたとき、「コロナかな」と思いましたが、違いました。
「大会が台風などの風水害で中止した際に参加料を全額払い戻す。」(10月11日 日経新聞)で、コロナで中止は対象外。保険料は「参加料が1万円の場合、保険料は500円とする。」とのこと。参加料戻ってこないのは痛いからね。入ったほうがいい。
 そろそろマラソン大会が開催されそうで、楽しみです。









| | | コメント (0)

2021/10/13

ガソリン値上がりへの対応

 ガソリン価格が高くなっています。昨日のNHKニュースでも報じられていましたが、原油価格が上昇しているためです。
「週明け11日のニューヨーク原油市場では国際的な原油の先物価格が上昇し、一時、1バレル=82ドルを超え、およそ7年ぶりの高値まで値上がりしました。」(10月12日 NHKウエブサイト)
 ガソリンスタンドの価格表示から、ガソリン価格が上がっているなとは思っていたのですが、いつの間にか高値になっていました。クルマは軽油なのですが、いつの入れているセルフスタンドではこのところ130円台で推移。ディーゼル(軽油)のクルマに乗って約8年ですが、これまで130円台になったことがありました。それ以来です。
 高いなと思っていたなか、ジョギング途中に安いスタンドを見つけました。リッター10円ほど違います。今日、満タンにしにいってきました。45リッターほど入れたので、400円は節約したかな。
 しばらくガソリン価格高値は続くのか。仕事でクルマを使っている人は大変です。

| | | コメント (0)

2021/10/12

東京マラソン、覚悟を決めないと

 ほんとは今週末だった東京マラソンが3月に延期になって、先日書きましたが、出走確認の意思をしなくてはいけません。今日11時からで、迷っても仕方ないので、早速出走する選択をしました。
 東京マラソンのマイページサイトで手続き完了すると、メールがきました。

このたびは東京マラソン2021出走意思確認につきまして、以下のとおり受け付けました。

【東京マラソン2021 出走意思のご選択内容】
東京マラソン2021(2022年3月6日(日)開催)の出走を選択

※大会延期のため、参加料・感染症対策費等の返金や追加のお支払いはございません。

 

 問題はランナー受付です。

【ランナー受付】
1) 日程・会場の変更、及び対象者(ランナー)に変更があるため、再度お申し込みをいただきます。
お申し込み方法等については、改めてご案内いたします。

2) 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、引き続き、時間帯毎に受付定員を設けた 『事前予約制』 となります。
※事前予約制となるため、ご希望に沿えない場合がございます。
ランナーの皆様にもご事情はあるかと存じますが、定員に達した時間帯は受付できませんので予めご了承ください。

 

 なんか面倒そう。コロナが治まって普通の大会になればいいのですが。

| | | コメント (0)

2021/10/11

あべのハスカル美術館に行く

 大阪にいった際、アベノハスカル美術館に寄りました。開館したのは2014年ともう7年も前です。大阪マラソンとか京都マラソンとかで関西方面にいったときに行こうと目論んでいたのですが、展示がないなどタイミングが合わず未訪問でした。
 今回、大阪の西成あたりを撮影することにしたので、美術館とは近く、行くことができました。アベノハスカル美術館はその名の通り、アベノハスカル内にある美術館。アベノハスカルはいまのところ日本一高いビルで、美術館は16階にあります。
 現在「tupera tupera のかおてん」が開催中。この展示は、
<亀山達矢と中川敦子によるクリエイティブ・ユニットtupera tupera(ツペラ ツペラ)は2002年に活動を開始して以来、絵本を中心に幅広い分野で活躍してきました。本展では彼らのアイディアとユーモアの源泉である「顔」をテーマに、人気の絵本原画から映像、大型立体作品まで、さまざまな作品を展示します。>(公式サイトより)
 というもので、ターゲットが親子(子どもと親)の企画です。
 美術館の企画ラインナップをみると、「グランマ・モーゼス展」「コレクター福富太郎の眼」「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」など巡回展がメインな感じです。
 でも大阪には意外と美術館多くないので、地元のアートファンにとっては注目のところかもしれません。また寄りたいミュージアムです。

202110_20211011094501

| | | コメント (0)

2021/10/10

KYOTOGRAPHIE をみる

 京都にいったひとつの目的が「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」をみることです。この写真祭を知ったのは昨年、大学の同級生がいくと言っていて、「そんなのがあるんだ」と知りました。昨年は元々4月に開催予定だったのが、コロナ禍で9月に延期。時間もあったのではじめてみにいきました。
 去年みたときは、自分の写真をみる目が幼いせいもあり、あまり刺激的なものとは思えませんでした。なので今年はどうしようかと思っていたのですが、京都、大阪で撮影したい場所があったので、それを兼ねて出かけました。
 でも、今年は面白かったです。展示作品には(デイヴィッド・シュリグリー)や、コミックとのコラボレーション(MIROIRS – Manga meets CHANEL )など純粋な写真作品からは離れたものもあり、幅広い表現で展開されていました。
 わざわざでかけたかいがあった写真祭でした。会期は17日まで。

(写真はマルグリット・ボーンハウザーの作品)

Photo_20211010101701

 





| | | コメント (0)

2021/10/09

京都はどこを走る?

 京都にいって2泊したのですが、シューズとウエアを持っていってジョギングしました。気候もよく、朝は快適に走れました。土地勘のないところなので、どこを走ろうかと迷います。1日目は撮影スポットを探すための、あちこちをうろうろしながら、四条から(多分)七条までいって、帰ってきました。
 2日目はホテルから鴨川までいって、川沿いを上りました。どこまで走っていいのかわからないので、4キロほど走って対岸に渡り、また川沿いを戻りました。鴨川沿いは水音もきこえ、気持ちよく走れます。信号ももちろんありません。ジョギングのとき、意外と気になるのが信号で、これがないほうがいいので、鴨川沿いは絶好のランニングコースでしょう。
 いつもと違うところでのジョギングは、気分が変わっていいものです。

20211006-kyoto-jog
20211007-jog

| | | コメント (0)

2021/10/08

パチンコ屋みたいなスーパーマーケット

 噂に聞いていたスーパーマーケット「玉出」にいってきました。もちろん大阪にいったのはここを訪れるのが目的ではないのですが、とにかく安いスーパーだとききます。
いったのは「スーパー玉出 天下茶屋店」ですが、外観が(東京人の感覚でいって)とにかく派手です。ドンキホーテより派手でしょう。パチンコ屋も負けそうです。
 店内をみると商品が激安です。弁当、お惣菜が特に安い。こっそり1枚だけ写真を撮ったのですが、マーボー丼278円、あんかけカツ丼311円(税込)。そもそもあんかけカツ丼なんであまり売ってない。それに天下茶屋丼なんてのもある。この店限定かな。
 こんなスーパーマーケット、東京にはありません。

Photo_20211008084401
2_20211008084401

| | | コメント (0)

2021/10/07

京都のいま

 一昨日から京都にきています。「京都国際写真芸術祭(KYOTOGRAPHIE 2021 )」が開催されていて、これを観ることを言い訳にして、いまの京都を撮ることが目的。京都は何回かきています。京都マラソンを2回走り、大学のスクーリングも2回。京都好きというわけではないのですが。
 5年前、京都マラソンを走ったときの京都はインバウンドが全盛。京都市営バスの乗るといつも満員状態で、社内では日本語ではない言語が飛び交う状態でした。
 そしていま、コロナで海外からの観光客はほぼいなくなり、バスも空いています。四条から京都駅まで歩いてみたのですが、ゲストハウスは閉めているところが目立ちます。休業しているホテルのあります。オリンピック・パラリンピックも無観客になってしまったし、厳しいだろうな。
 緊急事態宣言も解除されて、これから少しずつ上向いてくるといいのですが。

| | | コメント (0)

2021/10/06

東京マラソンの出走権

 来年3月に延期された東京マラソンですが、エントリーしていた人は「出走する」か「出走しない」を選ぶ必要があります。その確認メールがきました。
 メールは、

 

1) 出走意思の選択について
以下より出走意思をお選びいただきます。

・東京マラソン2021[2022年3月6日(日)開催]に出走する
大会延期のため、参加料・PCR検査費等の返金や追加のお支払いはございません。

・東京マラソン2021に出走しない(権利移行破棄)
「出走しない」を選択した場合は、出走権を破棄したものとして取り扱いいたします(いずれの大会への権利移行もできません)。

 

 とあります。「権利移行破棄」の場合は、「お支払いが完了している参加料・PCR 検査費等を全額返金いたします」ということで、返金されます。
 ただこの選択を「2021年10月11日(月)11時から2021年10月18日(月)17時まで」に行う必要があります。期間が短いので気を付けないといけない。いまさら「権利移行放棄」はないだろうな、とは思っています。


 

| | | コメント (0)

2021/10/05

東洋経済の配達

 今月から郵便の配達がかわり、おおまかにはサービスが低下しています。中でもゆうメールが土曜日配達をやめたので、定期購読読者の配達をゆうメールでやっていたところは困っているはず。以前の記事でも書きましたが「週刊東洋経済」は定期購読読者にはゆうメールで配達していました。これだと発売日(月曜日)の前々日の土曜日に届いていました。
 しかし、これができなくなったので、事前に確認の書面が同梱されていて、「希望される方は定期購読期間中は従来通りにお届けします」とのこと。書面に書かれていた電話に連絡して、これまで通りにして欲しい、と伝えました。
 その結果、10月になって最初の号(10月9日号)は発売日の前日の日曜日に「ネコポス」で届きました。ネコポスはクロネコヤマトのサービスですが、385円(税込み)が上限金額とサイトにはあります。まともにこの金額だと東洋経済は赤字でしょう。
 定期購読の金額は今後改定され、「発売日前に届け出る」と「発売日以降でもいい」という2種類の金額体型になるようです。郵政のサービスが悪くなっているのは、誰のせいなのか。これは致し方ないことなのか。納得できないものがあります。


Photo_20211004212101

| | | コメント (0)

2021/10/04

BRUTUSの村上春樹特集

 今週はノーベル賞ウィークで、村上春樹の文学賞受賞への期待でメディアは盛り上がりそうです。そんな時期だからか、BRUTUSの最新号は村上春樹特集。2号続けての特集とかで、今号は<「読む。」編>です。記事の中で、「うちの書棚から」という文章を村上春樹が書いています。
 村上は、10代のころ浴びるほど本を読んだ。小説を書き始めたとき役にたったのでが、それまで浴びるほど本を読んできた様々な本の「記憶」の集積だった。それはまさに貯水地のようなもの、と書いています。
 その上で、
「考えてみれば、僕はこれまで小説を書くことで悩んだり苦心した覚えがほとんどない。もし何か欲しければ、もし何かが足りなければ、その貯水池から自分のための水を汲んでくればよかったわけだから。」
 と書いています。
 本を読むことは膨大なエネルギーがいることだから、村上春樹はその才能も持ち合わせているのですね。
 ノーベル賞とるかな、村上春樹。

1202110



| | | コメント (0)

2021/10/03

「haru_mi」 最終号とその後

 料理家・栗原はるみの本「haru_mi」が先月発売された100号で最終となりました。この本というか雑誌というのか、年四回発刊の季刊誌です。栗原はるみのレシピだけを掲載している贅沢なもので、栗原はるみでなければ商業的に成功しない本です。
 歴史的には1996年に「暮らしレシピ」が創刊され、その後「すてきレシピ」と誌名がかわり2006年まで続きました。そして2006年に誌名が「haru_mi」となり、2021年9月発売号までがトータル100号。
 ネットでは最終号になったことを惜しむファンのコメントがアップされています。Instagramで「#栗原はるみ」でフォローしているのですが、発売日(9月1日)以降、たくさんの記事が(この記事で最終号というのを知りました)。最終号は来年のカレンダー付き豪華版です。
 ファンからは長い間お疲れ様でしたという感謝のコメントが目立ちます。もう栗原はるみのレシピをみることができないことを惜しむ声も多々あります。
 しかし、その直後に驚くべき事実が講談社から発表されます。
「料理家の栗原はるみさんと講談社が立ち上げる新メディアの続報です。創刊日が栗原はるみさんのお誕生日(3月5日)の前日、2022年3月4日(金)に決定いたしました。」
 年3回刊の栗原はるみ本が講談社からでます。「haru_mi」よりは発行回数が少なくなりますが、「2021年10月より公式SNS/WEBサイトのスタート予定です。」とあり、講談社が本気で取り組んでいる様がうかがえます。
 料理界では栗原はるみというコンテンツは最強なんですね。今更ですが。

Harumi






| | | コメント (0)

2021/10/02

ランニングの本で悩む

 今月からどんなランニングのトレーニングにしようかと考えると、いつものように悩みます(笑)。先月までは今月東京マラソンがある予定で(自分なりに)できり限り距離を走ることを目標にしてきました。でも、9月下旬まで暑かったので、とても充分な走りができていたとは思えない。そのまま東京マラソンに突入していたら大変なことになっていたでしょう(苦笑)。
 新たにトレーニングをどうしようかと本棚にたくさんあるランニング本を久しぶりに開いてみました。いまのところ無謀ながらサブ4を目標にしようかと。『サブ4達成のためのマラソン・トレーニング 』にはトレーニングメニューが載っています。これによれば22週間のトレーニングが必要です。22週間は5ヶ月。3月上旬の東京マラソンには今月からトレーニング始めないといけない。フルマラソンは3ヶ月前から練習開始を長らくの習慣としてきましたが、それではダメみたい。トレーニングメニューによれば、1週目から「ロング走25キロ 6分00秒/キロ)」があります。それは無理だろう。
 フルマラソン完走の道は果てしなく遠いです。

2_20211002090101

 

| | | コメント (0)

2021/10/01

「山城知佳子 リフレーミング」@写美

 動画と映画の違いはなんだろう。こんな疑問はそう簡単には答えがでないのはわかっていますが、「山城知佳子 リフレーミング」(東京都写真美術館)でみて思いました。
 美術館の受付でチケットを買うときに「映像表現ですがよろしいですか?」というようなことを尋ねられました。写真美術館なので、展示は写真(静止画)だと思っている来場者も少なくないだろう、ということでしょう。
 本展について公式サイトから引用すると、
<「リフレーミング」とは、ものごとを見ている枠組みを変え、別の枠組みで見直すことを指しており、写真・映像によって故郷沖縄の風景を新たな視点でとらえなおし見つめていくという、山城作品に通底する姿勢を象徴します。本展は、映像アーティスト・山城知佳子のミッドキャリア個展として、その作品世界を総覧するはじめての本格的な機会となります。>
 展示(上映)されている作品をみると、映像というより映画です。役者をつかい、ストーリー展開がある作品にみえます。20分、30分以上の長い映像です。映像アーティスト・山城知佳子と書かれていますが、映画監督と表現してもいいのでは、と思ってしまいます。
 作品をすべてみるのは時間がかかりますが、刺激的です。珍しく長い時間をミュージアムで過ごしました(笑)。

202109-1
2021-2_20211001072101

| | | コメント (0)

« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »