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2021/08/10

オリンピック競技場の今後

 オリンピックのため、いくつもの競技場が新たにつくられています。国立競技場はもちろん誰でも知っていますが、その他有明エリアに有明体操競技場、有明アリーナ。辰巳には東京アクアティクスセンターが恒久の建物(仮設ではなく)でつくられています。
 パラリンピック後、これらの競技場はどう活用され、採算のめどはどうなっているのか。気になるところですが、今日の日経新聞に「五輪後の会場、収支に課題 競技会の誘致難しく」という記事が掲載されています。
「東京五輪は幕を閉じたが、公金を投じて建設された国立競技場など多くの競技会場は、大会後の運営が課題となる。多くの施設は赤字が見込まれるうえ、新型コロナウイルス禍が続けば国際大会の誘致も難しくなる。」(8月10日 日経新聞電子版)
 いちばん大きい国立競技場は、今後の運営方法も決まっていません。
「整備費は1569億円で6万8千人収容可能だ。維持管理費は年24億円。大会後は運営権を民間に売却する方針だ。将来のサッカー・ワールドカップ(W杯)の招致を見据え球技専用にする案や、イベント活用しやすいようトラックを存続する案などがあり、詳しい計画は大会後に検討される。」
 民間活用でうまくいくのか。電通の出番かな(笑)。
 東京都がつくった6つの競技場も、
「パラリンピック閉幕後、設備を改修し再開業する。国内外の大会誘致やイベント開催などが後利用の軸となる。有明アリーナは企業グループに運営権を売却し、他の5施設は指定管理者に運営を委ねるが、収支見通しは厳しい。」
 いろいろやってうまくいかず、公的資金(税金)の投入になりそうな予感。
 まあ、借金には慣れている日本なので、大丈夫かも(笑)。

 






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