草間彌生のオブリタレーションルーム
オリンピック、パラリンピックに合わせ開催されている「パビリオン・トウキョウ2021」。公式サイトによれば、<「パビリオン・トウキョウ2021」は新国立競技場を中心とする複数の場所に、建物やオブジェを設置し、自由で新しい都市のランドスケープを提案する世界初の試みです。>
とか。9つのパビリオンが各所に展示されています。まだ全部みていないのですが、そのひとつ草間彌生による「オブリタレーションルーム」は、他のパビリオンとは違っています。屋外に展示されているパビリオンがほとんどですが、この「オブリタレーションルーム」は屋内(渋谷区役所 第二美竹分庁舎)にあります。完全予約制で一枠20分の入れ替え制。
予約時間に開場にいくと、受付で大小の丸いシールを渡されます。このシールを室内の好きなところに貼っていきます。
<床、壁、家具、すべてが真っ白に塗られた部屋に、鑑賞者が色とりどりの丸いシールを貼っていく参加型のインスタレーションです。会期を通して水玉で埋め尽くされ、次第に部屋が「消滅」していきます。>(公式サイトより)
「オブリタレーション」とは自己消滅のことで草間彌生の長年のテーマです。
これが草間彌生ワールドなのかな。面白い体験でした。
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