結局、変わらない大学入学共通テスト
大学センター試験どころか、大学共通一次も受けていない世代にとって、いまの大学入試試験はまったくわからない。一昨年から問題が表面化している大学入学共通テストでの売り(?)の記述式問題と英語民間試験の導入が「困難」と結論されました。文科省の有識者会議で結論された提言では、
22日の会合で示された提言案は、共通テストでの記述式問題の採用に向け、①質の高い採点ができる人材を確保できるか②受験生が正確に自己採点できるか――といった課題が解決できないと指摘した。提言案に「一定の意義はあるが、実現は困難と言わざるを得ない」と明記し、マーク式問題の枠組みで思考力などを問う出題を模索するのが適切と結論づけた。(6月22日 日経新聞)
とされています。
結局、何も変わらないということです。大学入試のことですが、議論、検討して変わらないのは、この国ではよくあること。失われた20年(それとも30年)なのに、変わっていく気配がみられない。
大学入試については、これから試験を受ける世代が可哀想です。制度改革をするのか、それともしないのか。国に迷走に振り回されていることでしょう。どうにかならんものか。
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