森山大道の「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」
みなくてはいけないと思っていて、上映終了前にやっと間に合った「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」。写真家・森山大道のドキュメンタリー映画です。森山大道は写真マニアにはきっと人気がある人なんでしょう。まわりにも森山の写真が好きな人が何人もいます。私も以前は熱心に写真をみていたのですが、最近はそうでもなくなりました。なんでだろう。
「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」は1968年に出版された森山のデビュー写真集「にっぽん劇場写真帖」復刊プロジェクトに、森山大道の日常の撮影する姿が挟み込まれ、時系列で進んでいく内容です。
「にっぽん劇場写真帖」の復刊プロジェクトは興味深いのですが、出演している人への踏み込みが足らず、消化不良という感じです。また、状況説明をテロップを挿入するやり方も、いい効果を与えていません。
森山へのインタビューなどをもっと行って、この写真家の本質に迫って欲しかった。ちょっと残念な映画でした。
| 固定リンク | 0
コメント