ニコンの現状
ネットでもアップされていますが、ニコンの状況があまりよくないようです。昨日の朝日新聞の記事では、
「ニコン一眼レフ、国内生産終了へ 市場縮小で苦戦、本体をタイ工場へ」
と報じられています(4月6日 朝日新聞)。
これはどのような状況なのか。記事によれば、
「デジタルカメラ大手のニコンが、一眼レフカメラ本体の国内生産を年内で終える。キヤノンと並び業界をリードしてきたが、スマートフォンの性能向上やコンパクトなミラーレス機の需要拡大などで近年は苦戦を強いられてきた」
国内生産にこだわるか、否かは企業、業種によって異なるでしょう。日本の主要産業のカメラ生産が国内生産を終える、というのは意味があるということなんでしょう。
ニコンの業績は良くありません。
「市場の縮小やコロナ禍の影響で、ニコンの21年3月期の業績見通しは、売上高が前期比23・9%減の4500億円、営業損益は650億円の赤字(前期は67億円の黒字)」
ニコンの売上が4500億円しかないことに驚きます。18年3月期には7100億円もありました。
いくつかの要因があるのでしょうが、この企業はかなり厳しそうです。
| 固定リンク | 0
コメント