古書店の魅力と平野甲賀
写真のワークショップで毎週神保町にいっているのですが、古書店にはよることがほとんどありません。時間があるときにゆっくりと、と言い訳して店の前を素通りすることが多い。でも、先日通りかかった書店の店外にある棚をながめていたら、いい本を見つけました。
中原弓彦の『日本の喜劇人』という本です。中原弓彦は小林信彦の別なペーンネームです。1972年の発行。即買いました。500円です。安いよね、残念。日本の古本屋やAmazonでみても最安値です。
小林信彦が「週刊文春」に連載している「本音を申せば」の今週号に、平野甲賀のことを書いてます。まもなく『決定版 日本の喜劇人』がでます。この装丁が平野甲賀とのこと。古本で買った『日本の喜劇人』の装丁も平野甲賀です。また、一昨年でたのに今頃知って買った『アメリカと戦いながら日本映画を観た』の装丁も平野甲賀。
もう、平野甲賀の装丁をみることができないのは、
残念です。
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