ドアノー、パリと音楽と
写真家ロバート・ドアノーといえば、「市庁舎前のキス」があまりにも有名です。恵比寿の写真美術館の入口へ至る壁に大きなプリントがあり、ドアノーの名前は知らなくても、この写真はみたことがある人が多いでしょう。
ザ・ミュージアムで開催されている「写真家 ドアノー/音楽/パリ」を見てきました。本展は音楽をテーマにした写真約200点を展示する内容で、日本初公開作品もあります。
ほとんどの作品が人物をモチーフにしていますが、どれも構図が素敵です。そして、音楽が流れる空間をさりげなく表現していて、写真がおしゃれです。でも、音楽と言ってもシャンソンとかオペラなので、親しみのない私にはきこえてくることはありませんが(笑)。
これだけのまとまったドアノーのプリントをみるのははじめてで、この写真家の作品とじっくり向き合うことができました。
パリは魅力的な街何だろうな、きっと。そんな当たり前のことを思い出させてくれるドアノーの写真です。
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