JJの休刊
大学生の時(大昔です)、雑誌「JJ」を先輩の女性が持っていて、ちょっと見せてもらいました。ちょっとした驚きがありました。JJという響きも新鮮でした。あの頃、JJ、そして「Can Cam」は時代を表現しているメディアでした。若い女性にとっては最強のメディアだったかもしれません。
そのJJが事実上休刊と、昨日の朝日新聞が記事にしています。
<「かつて『JJ』は1980年代に女子大生ブームの牽引(けんいん)役として(中略)一時代を創ってきました」。2021年2月号の巻末に、編集部からのメッセージが掲載された。この号を最後に不定期刊行となり、ウェブなどで発信するという。>(2月5日 朝日新聞)
WEBマガジン的なものは残りが、雑誌としてのJJは休刊ということです。JJの最近の部数は「20年4~6月の発行平均部数で約4万5千部」です。全盛期、1995年には公称77万部でした。ライバル誌の「Can Cam」は5万部ほどになっていますが、まだ存続しています。これも厳しそうです。
もう雑誌は、メディアとしての役割を終えたのではないか。そんなことを思わざるを得ないJJの休刊です。
| 固定リンク
コメント