スーツ市場の縮小
かつて2500円スーツがありました。記憶の片隅にあるのですが、ネットで調べてみると青山商事がセールでやったことののようです。銀座に出店しその模様が、
「オープンセールで九割引きにした2,500円のスーツに長蛇の列ができ、他の商品も飛ぶように売れた」(公式ホームページより)
と書かれています。バブル崩壊した90年代前半のことです。
その頃スーツは高かったです。当時、営業の仕事をしていたのでスーツは必須でした。かなりの金額をスーツにつぎ込みました。
スーツ離れが進んでいます。今日の日経新聞1面の記事は、
「紳士服最大手の青山商事は専門店の6割にあたる400店で売り場面積を最大5割減らす。空きスペースはコンビニエンスストアなどを誘致する」(1月20日日経新聞)
と売り場は半減です。
AOKIも同様です。
「AOKIホールディングス(HD)は2月からシェアオフィス事業を始めるほか、既存店を改装しフィットネスジムを併設する複合店も展開する」
と業態転換で、「既にネットカフェやフィットネスを扱う娯楽業態の店舗数がスーツ店を上回る」とのこと。
ビジネスマンの象徴とも言えるスーツは、その存在価値が問われているようです。
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