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2020/12/23

川内優輝のギネス記録

 先週の防府読売マラソンでプロランナーの川内優輝が2時間10分26秒の2位に入りました。これで川内は「サブ20」が100回になりました。サブ20とは聞き慣れない言葉ですが、フルマラソンを2時間20分以内で走ることです。川内はすでにサブ20が78回の時点でギネス世界記録として認定されていますが、100回を区切りに再度ギネス記録の申請をする意向だとか。
 それにしても、この人は凄いです。前回のフルマラソンから中13日しかないのに、フルを走り、サブ20です。今日の日経新聞で<「サブ20」100回川内の存在価値>という記事が載っています。この記事によれば、
「所属企業がまとめたデータによると、川内は2009年からの12年間で107回のマラソンをすべて完走。2時間10分を切るサブ10も通算13回記録し、2時間8分台で3回走っている。2時間20分より遅かったのは7回しかない」
 107回のフルマラソンをすべて完走しているということだけでも驚きです。いったいどのような練習をしているのか。マラソン大会がトレーニングかもしれません。
 記事には、こう書かれています。
「生涯現役を自任する彼のマラソンランナーとしての存在価値は、勝負にこだわる競技生活を終えた後、さらに増していくと思う。何歳までサブ20で走れるのか。40歳、50歳、60歳と年を重ね、それぞれの年代で、どんな記録を残すのか。走り続ける彼の姿は、大勢の市民ランナーの背中を押すはずだ」
 マラソンを走ることとはなにか。その意味を教えてくれる川内優輝のチャレンジです。




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