オンラインだけでできる通信大学
大学のホームページをながめていたら、「お知らせ」に興味深い記事が載っていました。先月出されたプレスリリースで、
<昨年の約2倍!2020年秋入学の出願者数が「過去最高」を達成。京都芸術大学 通信教育部の出願者数が421名に>
と題された内容です。
過去最高を達成したのは「芸術教養学科」です(私が在籍しているのは写真コース)。この学科を大学は「手のひら芸大」と称していて、オンラインのみで学べることを売りにしています。過去最高の出願者になったのは2020年秋入学者数です。出願者が増えた要因はプレスリリースによれば、
・コロナ禍の中、これまで距離を感じていた「オンライン」の利用が日常的、身近になったこと
・リモートワークによるライフスタイルの変化で、通勤に費やしていた時間の減少など、暮らしの時間の使い方を見直すようになったこと
と指摘しています。
コロナは通信教育課程にとっては追い風というわけです。ただ、重要なのは、卒業できる人がどれほどの割合か、ということ。大学では公式には卒業の割合は発表していませんが、高い数字ではないみたい。オンラインだけの学習も課題があるようです。
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