宮崎駿アニメをみない
巷では「鬼滅の刃」が大ヒットしています。さすがに見ないといけないかな、という気になります。でも、あまり感心がないので、たぶんみないけど。
映画のワークショップできいたのは、ハリウッドあたりの映画監督さんには宮崎駿アニメのファンが多い、ということ(真偽は定かではありませんが)。少なくとも、日本ではみるのが当然という宮崎駿です。
昨日の日経新聞夕刊に、美術家の森村泰昌が「見ないことには、わけがある」という一文を寄せています。曰く、
<「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」等々、生まれてこのかた、ことごとく目にしていない。>
と。凄いな。
でも、
<宮崎アニメが嫌いなわけではない。見たらきっとおもしろいと確信さえしている>
と書いています。
森村泰昌の主張は、
<見ることで育つ感覚があるなら、見ないことで育つ感覚もあっていいだろう。別言するなら、何を見て何を見ないかの選択が、何を生み出せるかということに決定的な作用を及ぼす。>
です。
美術家だからな、森村は。素人には宮崎駿をみて、なんか学んだ気にならないといけないのよ(笑)。
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