9月入学の顛末
いつのころから注目されることになり、議論が浮上した9月入学への移行問題。結局、
「9月入学を検討する自民党のワーキングチーム(WT)は27日、役員会を開き提言の原案を協議した。原案では9月入学が国際化につながると指摘する一方、20年度や21年度の導入は見送るべきだと強調した。公明党も同様に見送りを求める提言の素案をまとめた」(5月28日 日経新聞)
と見送りのようです。
どうしてこの時期に突然のように9月入学が持ち上がったのか。
「当初は賛成論が目立った。4月28日、宮城県など17知事が9月入学の導入を唱えた。かねて9月入学が持論だった安倍晋三首相もすぐに翌29日の国会で『前広に様々な選択肢を検討していきたい』と述べた。東京都の小池百合子知事や大阪府の吉村洋文知事も賛同した」(日経新聞)
賛同した知事さんたちは、どんな理由から9月入学を主張したのでしょう。
現場では反対が多い。
「全国市長会が全市区長に実施した調査では慎重・反対が8割に上った。全国町村会の調査でも町村会長の8割が反対だった」(日経新聞)
政治家の考えることは、よくわかりません。誰のための9月入学論の主張だったのか。知事さんたちの弁明をききたいです。
| 固定リンク | 0
コメント