カメラは嗜好品
今日の日経新聞にキヤノンの2020年1~3月期の連結決算について記事が掲載されています。これによれば、
「純利益が前年同期比30%減の219億円だった。同時期としては11年ぶりの低水準だ」(4月23日 日経新聞電子版)
と業績に陰りがでている感じ。
この原因は、
「1~3月で落ち込みが大きかったのがカメラを主力とするイメージングシステム部門で、営業利益は81%減の9億円だった」
カメラが不振です。コロナの影響が大きい。
「中国などからの製品供給が滞ったほか、外出規制でカメラを使う機会が減り、販売台数が落ち込んだ」
と供給も需要も落ち込み。
田中稔三副社長はのコメントが重い。
「カメラは嗜好品のため世界経済の混乱後も回復に時間がかかる」
そうなんですよね。今更言われないでも分かってますが、カメラは嗜好品です。プロのカメラマンには反論されるでしょうが、大体そうなんです。
キヤノンはどう反撃するのか。かなり興味深いものがあります。
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