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2020/01/11

『マチネの終わりに』雑感

 ベストセラーで、映画化された平野啓一郎の『マチネの終わり』。昨年暮れに文庫ででた本を書店で見かけ、購入しました。年末から読み始めましたが、なかなか進ません。寝る前にベッドで読んでいると、必ずすぐに眠気を催します。
 ラブストーリーなのですが、読んでいても心が揺り動かされません。どうしてなんだろう。平野啓一郎の小説ははじめて読みましたが、他のものもこんなレベルなのか、なんても思ってしまいます。
 昨年の秋に公開された映画ですが、日経新聞に短い評が載っていました。
「世界的なクラシックギター奏者(福山雅治)とパリ在住の女性ジャーナリスト(石田ゆり子)という中年男女の恋。べたべたのメロドラマであるのはよいとして、後半の筋の運びがあまりにご都合主義。西谷弘監督」(2019/11/1 日経新聞)
 で星2つ(5つ星満点)です。星2つは珍しい。
 純文学はもう過去のものかも。



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