女性活躍できない社会
「女性活躍もう打つ手なし?」という見出しの記事が日経新聞電子版に掲載されています。世界経済フォーラム(WEF)が17日に発表した世界各国の男女平等の度合いをランキングした2019年の「ジェンダー・ギャップ指数」で「調査対象153カ国のうち、日本は121位と前年(110位)から順位を落とし、過去最低となった」ことを受けての記事です。記事によれば
ジェンダー・ギャップ指数は(1)経済(2)教育(3)健康(4)政治――の4分野14項目の統計データを基に算出する。日本が世界に後れを取る理由は、経済と政治の両分野での低迷だ(12/21 日経新聞電子版)
どうして低迷するのか。例えば管理職では「18年度の女性管理職比率(課長職相当以上)は11.8%。13年度の9.1%から伸びはわずか。しかもピークは16年度の12.1%で壁にぶつかり、足踏みしている状況だ」(日経新聞電子版)
女性の人材がいないという指摘もあります。「管理職登用研修を始めたが、3年目から受講者が集まらない」というのは、何が問題なんでしょう。女性閣僚も現内閣では3人です。記事はこう書いています。
日本以上に世界の国々は手を尽くしている。現状維持では世界のなかで日本は取り残されていくばかりだ。
日本でのジェンダーギャップは埋まりそうもありません。
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