ねんきん定期便の談合
この世から談合というやり方はなくならないのだろうな。そんなことを思う「ねんきん定期便」を巡る談合疑惑です。報道によれば、
日本年金機構(東京)が年金加入者に送る「ねんきん定期便」の作成業務で入札談合が繰り返されている疑いがあるとして、公正取引委員会は8日午前、東京や大阪に本社がある印刷業者約20社に対し、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で立ち入り検査を始めた(朝日新聞)。
朝日新聞の記事によれば、かなり以前からやっていたようです。
関係者によると、印刷業者らは遅くとも数年前から、機構が発注するねんきん定期便に使われるはがきや封書を印刷する業務の入札で、入札額や受注する数量を事前に調整していた疑いがある。
談合していた業者はもちろん不正を犯しているわけで、責められるのは当然です。でも、この20社もの談合に気づかなかった日本年金機構も愚かです。ひょっとしたら気づいていたのか。そんな疑いも抱きます。
最近、ニュースになることが多い年金のこと。「ねんきん定期便」のあり方も考えなければいいけません。
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