写真の時間
東京都写真美術館、いま開催中のコレクション展示は「写真の時間」です。
「写真が写真が持つ時間性と、それによって呼び起こされる物語的要素に焦点を当ててご紹介するものです」(公式サイトより引用)
写真は時間を切り取ったものだと思っているだろうけど、写真には時間の流れや物語を感じとるもの、という視点で構成された展示。写真から物語を受け取るということは、なかなか難しいな。
展示は3つの章で構成されています。
第1章 制作の時間 :制作過程において時間と深い関係性のある作品。
第2章 イメージの時間 :時間の厚みを感じさせる作品。
第3章 鑑賞の時間 :鑑賞という体験の時間に焦点をあて、その経験と可能性を探る作品。
ウジェーヌ・アジェ、ロバート・キャパから森山大道、川内倫子まで馴染みのある写真家の作品が並びます。私としては川内倫子の作品にひかれました。充実した展示でした。
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