文章を書くこと
今更ですが、最近文章を書くこと、とくに能力について考えることが多いです。スクーリングの際、ある方とレポート課題について話しました。その方(おそらく60代の男性)は、あるレポート課題(必修ではないけど、課題内容から写真専攻の学生はほとんどが履修する模様)についてこうおしゃっていました。
「レポートは合格したのだが、思いのほか点数が良くなかった。課題の講評者が私の意図を理解していないようだ。説明すればわかってもらえるのだが、講評者とやりとりもできないし」
レポートを読む人(この場合、講評者)にしっかり理解してもらえる文章を書くことが基本ですよ、と言いたかったけど言いませんでした。
別な例ですが、とある社長さんが社長ブログとしてアップしている文章を読みました。自社のことを書かれているのですが、一般人(部外者)にはよくわかりません。「わからない」とコメントしたら、なんで分からないのか、みたいなコメントを返されました(わからない、と言っているののになぜ、説明してくれないのだろう)。
自戒を込めて言うのですが、文章は読む人の立場になって書くことが原則です。なんらかの方法、理由で第三者に読んでもらう文章は、ひとりよがりの姿勢は禁物。また「自分は文章がある程度書ける」と思っている人が意外と多い。私もそうですが、文章を書くことは難しい、といつも思います。できれば書きたくない、って感じです。文を書くことは奥深いです。
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