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2019年9月

2019/09/30

文章を書くこと

 今更ですが、最近文章を書くこと、とくに能力について考えることが多いです。スクーリングの際、ある方とレポート課題について話しました。その方(おそらく60代の男性)は、あるレポート課題(必修ではないけど、課題内容から写真専攻の学生はほとんどが履修する模様)についてこうおしゃっていました。
「レポートは合格したのだが、思いのほか点数が良くなかった。課題の講評者が私の意図を理解していないようだ。説明すればわかってもらえるのだが、講評者とやりとりもできないし」
 レポートを読む人(この場合、講評者)にしっかり理解してもらえる文章を書くことが基本ですよ、と言いたかったけど言いませんでした。
 別な例ですが、とある社長さんが社長ブログとしてアップしている文章を読みました。自社のことを書かれているのですが、一般人(部外者)にはよくわかりません。「わからない」とコメントしたら、なんで分からないのか、みたいなコメントを返されました(わからない、と言っているののになぜ、説明してくれないのだろう)。
 自戒を込めて言うのですが、文章は読む人の立場になって書くことが原則です。なんらかの方法、理由で第三者に読んでもらう文章は、ひとりよがりの姿勢は禁物。また「自分は文章がある程度書ける」と思っている人が意外と多い。私もそうですが、文章を書くことは難しい、といつも思います。できれば書きたくない、って感じです。文を書くことは奥深いです。

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2019/09/29

変わる通販の梱包

 ここ最近、ヨドバシカメラのネット通販で届けられる梱包が変わっています。小さな商品は緩衝材が内側にある封筒で届けられていたのですが、小物は違う形態の梱包になっています。うまく表現できないのですが、段ボールの梱包で、ビニールで覆ってあるもの(写真をみてください)。
 この梱包の特徴は、伝票です。宛名のラベルが納品書を兼ねています。これまでの封筒梱包では納品書が中に別に入っていました。納品書の扱いは悩むのでは。アマゾンではかなり前に納品書の同梱をしなくなっています(欲しい人はネットからプリントしてね、というやり方)。
 そのアマゾンも、いつの頃から受領印をやめています。ヨドバシカメラはずっと受領印を不要で配達しています。ネット通販の配達もいろいろ試行しているようです。

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2019/09/28

便利なペン消しゴム

 鉛筆デッサンをやっているのですが、描くときにペン消しゴムを重宝しています。ペン消しゴムとは文字通りペンタイプの消しゴム。ノックすれば消しゴムが出てきて、これでゴシゴシ消します。大学のデッサン講義で先生が教えてくれました。本来は製図用を書くときに使うものらしいですが、デッサンでもほぼ必需品。
 ペン消しゴムはいくつもあるようですが、使っているのはトンボの「モノゼロ」という商品です。このモノゼロは消しゴムが角型と丸型2種類あり、2つ買ってしまいました。
 余計な鉛筆デッサンを消すことはもちろん、塗りつぶしたところをペン消しゴムで描く、という使い方もできます。文房具にはほんと知らないものがたくさんあります。マニアがいるはずです。

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2019/09/27

今年は東京モーターショー

 今年は東京モーターショーの年。10月24日からだから、もうすぐだな。隔年開催だから、前回は2年前。たぶん、いってない気がします。記憶にないし、ブログにも書いていないので。
 モーターショーが近づき、マツダが「同社初となる量産型の電気自動車(EV)を世界初公開する」と発表しています。ひたすら内燃機関を開発してきたマツダがEVをつくります。これまで、トヨタとの提携でアクセラのハイブリッドはありましたがが、EVははじめて。
 ネットには試乗記もアップされていて、それによるとレンジエクステンダーが搭載されています。レンジエクステンダーは航行距離を伸ばすために補助としてガソリンで発電できる機能。このレンジエクステンダーが小さなロータリーエンジン。マツダマニアはロータリーエンジンに反応します。でも、EVに搭載されているのはあくまで発電用です。
 マツダのブースをみるだけで面白そうなモーターショー。今年はいってみよう。

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2019/09/26

デッサンというハードワーク

 京都でのスクーリングについで、一昨日、昨日とデッサンのスクーリングにいってきました。今回は「入門デッサン」の3回目。1回目、2回目と受けて、3回目ですが内容のレベルがかなり上がりました。これまでは、最大3個のモチーフを書く内容でしたが、今回はいきなり6個になりました。立方体、紙コップ、ピーマン、茄子、ニンニクそして布がモチーフです。
 6個は置き方を決めることが、まず大変です。変な置き方をすると、書きにくくなってしまいます。かといって何も考えないと、つまらない画面構成になります。難しいですが、描くのもさらに難しい。
 当然、時間内には完成しませんでした。でもある先生曰く、「デッサンに完成はない」。さらに自習でしばらく描こうと思います。
 デッサンという終わりのない道、まだ入り口がやっとみえたところです。

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2019/09/25

インバウンドと京都

 京都にいくと、至る所で外国人観光客を見かけます。いま、大都市では当たり前の光景ではありますが、京都では特に目立つ気がします。元々観光地であるのに、そこにインバウンドがきて、かなり大変なことになっているようです。
 観光客として京都にいきガイドブックをみて、飲食店にはいると周りは外国(特に人口がたくさんの国)の方で、落ち着いて食事できない、ということのなったりします。まあ、これが今の京都、日本なんだなと思えばいいのでしょうが。かつて何回もいった店が英語メニューを用意しているのを見ると、ちょっと複雑な気持ちではありますが。
 このような京都ですが、インバウンドの影響を受けていない店もあります。先週末、京都にいった際、夕食をとった2軒の店はインバウンドの影響はあまりないようでした。もちろん英語のメニューもありません。昔からのやり方を通して、顧客に向かい合っていると感じられる店で下。
 インバウンドはずっと続くと思えないのですが、京都は変わっていくのか。なかなか悩ましい問題です。

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2019/09/24

京都と言えば

 3日間、京都にいったのですが、大学のスクーリングがあったので、観光したのは半日。後はカメラで撮っていました。夜、いったバーでうかがったら、この時期はオフシーズンとか。でも、清水寺周辺はもの凄い人でした。
 大学の同級生(通信で同級生というのもしっくりこないですが)には京都好きが何人かいます。首都圏に住んでいながら、毎月のように京都に通っている人がいます。ほんと、京都が気に入っているんですね。
 京都は、馴染みがなく、京都マラソンを2回走ったときにいったくらいです。そんな貧しいレベレなのでまっとうな評価はできないのですが、もうひとつ京都の魅力がピンときません。天邪鬼でしょうが、東京のほうが刺激的と思ったりします。なぜ、ここまで京都が好きなのか。フリーク達にきいてみたいです(恐くて訊けない)。

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2019/09/23

京都でのスクーリング

 一昨日、昨日と京都にいってきました。大学でのスクーリングに参加するためです。京都の大学なのでスクーリングが開講されていますが、東京でほとんど済んでしまいます。でもふと思いついて3連休だし、女房と一緒にいってきました。
 スクーリングのテーマは「スナップ」なので、2日間京都の街を撮影するのが課題です。八坂神社を出発点に、観光地、繁華街などを撮影してきました。土地勘のないところでの撮影はなかなか少し難しかったかな。
 いつもはSNSでしか交流していない方々と交流もでき、充実した2日間でした。たまには見知らぬ街にいくのもいいものです。

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2019/09/20

便利なIKEAの人感知ライト

 レンタルキッチンの入り口が夜は真っ暗になるので(街灯をタイマーで点ければいいのですが、お客さんがいないときにはもったいない)、IKEAの人感知のLEDライトを入り口のところに付けていました。乾電池式で、人が近づくと点灯します。ながらく(3年以上)使っていたのですが、調子が悪くなり、新しいものを買いにIKEAにいきました。
 形は違っていますが、同じ人感知のライトがあったので購入。帰ってきて電池を入れたのですが、点きません。電池は新品です。初期不良品かなと思い、部屋の中に放置しておきました。翌朝、薄暗い中ライトに近づくと点灯します。どうしたんだろう。
 これ、明るいと(人が近づいても)点灯しない機能になっている。以前のものは明るくても点灯してました。また、シールが附属していて、壁などにくっつけることができます。以前のものは段ボールと両面テープで固定していました。これが699円、安いです。
 IKEAの商品は進化しています。さすがです。

モールガン

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2019/09/19

厚底のランニングシューズ

「マラソングランドチャンピオンシップ」では3位に終わりましたが、大迫選手が履いている厚底のランニングシューズが人気のようです。ナイキが厚底ではマーケットをリードしています。先週、朝日新聞に「厚底派?薄底派? 皇居ランナー100人に聞きました」という記事がありました。皇居ランナーに聞いた結果は「厚底派が61人、薄底派は39人」(朝日新聞 9月14日夕刊)。
 また、「マラソングランドチャンピオンシップ」に参加の男子選手では「男子の出場予定だった31人のうち、ナイキが16人と多数派。「厚底」に今年参入したアシックスは8人、アディダスやニューバランスが各3人、ミズノが1人という」
 とナイキがここでもリード。
 ランニングシューズはずっとアシックスで、ここ1年ほどはBROOKSを履いています。そろそろ新しいシューズを買う時期なのですが、次は厚底にしてみるか。迷います。








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2019/09/18

東京アートポイント計画

 文化政策に関するテーマで卒論、収支論文を書いたので、ちょっと前には熱心にやっていたのですが、最近はとんとご無沙汰です。ですが。ネットで見つけた「文化に時間をかける「ことば」をひらく―東京アートポイント計画の10年から紐解いてみる―」というレクチャーに参加してきました。
 東京アートポイント計画とは。もちろんアートを買うとポイントがもらえことではありません。東京都が行っているアートプロジェクトの総称で、2009年から始まっています。アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)は知っていますが、アートポイント計画は知りませんでした。
 このレクチャーは3回構成ですが、参加したのは昨日の第2回。テーマは「文化政策の流れを比べてみる~「10年単位」で起こること」です。ゲストスピーカーに横浜市で文化振興の仕事をしている鬼木和浩さん。この人の話がとても興味深いものでした。10年単位で国と地方自治体の文化政策をまとめていたのが、簡潔でわかりやすい内容でした。
 2020年はオリパラだけでなく、文化のイベントも行われます。いまの文化政策を考えるための有意義なレクチャーでした。

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2019/09/17

藝大オークション@丸ビル

 丸ビルで「藝大オークション」があり、参加してきました。このオークションは丸の内で開催されている「藝大アーツ イン 丸の内 2019」でのイベントです。「藝大アーツ イン 丸の内 2019」は今年で13回目。そして、「藝大オークション」は2017年に始まりました。
 オークションには現役の藝大生の作品16点が出展されています。日本画、油彩などの平面作品だけでなく木彫、工芸などの立体作品もあり、バラエティに富んでいます。時々いく三菱商事アート・ゲートのオークションでは平面作品に限られていまが、このオークションではインスタレーション作品も出品され、面白い。
 三菱商事アート・ゲートのオークションとは違って、会場は丸ビル1階のオープンスペース。開放感溢れる中でのオークションです。素敵な藝大生の作品に触れた楽しい時間を過ごしました。

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2019/09/16

MGCの結果

 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が終わりました。男子の優勝は、中村匠吾で2時間11分28秒、2位に8秒差で服部勇馬。期待の日本記録ホルダーの大迫は3位、設楽は14位でした。女子は前田穂南が独走の1位、2位は鈴木亜由子でした。 
 9月中旬、まだ気温が20度を超えている時期なので、記録は期待できません。一発勝負で決めるという設定に世間の注目度は高かったようです。

出場選手の所属企業や出身地から来た応援団など観衆が沿道を切れ目なく埋め尽くした。その数は主催者発表で実に52万5千人。「応援がすごくて諦めるわけにはいかなかった」とレース後、何人もの選手が口にした(朝日新聞デジタル)

本番で選ばれたランナーがどんな走りをみせてくれるのか。楽しみです。

 

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2019/09/15

前沢友作とZOZO

 ZOZOがYahoo!傘下に入り創業者の前沢友作氏は経営から身を引きました。ZOZOを大企業に育てた前沢氏はユニークな哲学で知られています。前沢氏への過去のインタビューが日経のサイトに掲載されていて、面白いです。

<「競争は嫌い」出社は週3日、前沢流の粋な働き方>(2016年4月10日)

スタートトゥデイには僕の机もなければ、パソコンもありません。社長室はありますが、打ち合わせや、たまに疲れた時に仮眠をとるのに使うくらい。じつは、僕、メールアドレスも持っていないんです。出社するのは週3日だけ。それも、会議のためだけに来ています。「社員やその家族を養うために頑張ろう」なんて、考えたことはありません。そんなことを僕が思った瞬間、何かがウソになる。

働くなんて、一種の”余暇活動”でいい。人生を楽しむため、好きなことをするために会社に入るのが本来のあり方。極端なことを言えば、嫌いなことは、一切、やらなくてもいいとさえ思います。

好きなことをやるために一つ屋根の下に集まっているのですから、社内で無駄な競争などしません。全社員基本給は一律ですし、ボーナスも全員同じ。いい時はみんなで分け合うし、悪い時は共同責任という考え方です。

前沢氏はまだ43歳。これから何をするのだろう。まずはコレクションのアート作品でミュージアムつくって欲しいです。

 

 

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2019/09/14

物流とPrime Now

 今日の日経新聞に載っていた小さな記事、「アマゾン直販品、2時間配送地域を都内10区に縮小」。記事にれば、
「短2時間で商品を配送する有料会員向けサービス『プライムナウ』の直販部門の配送エリアを大幅に縮小する。現在、関東と関西の一部エリアで実施しているが、東京都内の10区を除きとりやめる」(9月14日 日経新聞)
 とあります。
 プライムナウは使ったことがありません。アマゾンはこのプライムナウ、一時期かなり宣伝してましたが、どうしたんだろう。
「物流コストの上昇や複雑な配達方法が負担となっていたとみられる」(日経新聞)と、物流問題が指摘されています。採算が合わないということでしょうね。
 アマゾンもなかなか大変です。

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2019/09/13

ミラーリングのハードディスク

 写真データが増え続けるていて、中には大切なもの(大学の課題用)もあるので、消えたら困ります。大学の授業でバックアップは必要、と言われているので、ハードディスクを買いました。
 ある先生から推奨されている仕様はミラーリングのハードディスクです。ミラーリングのレベルがありますが、まずはRAID1のHDDを購入しました。迷ったのは容量です。HDDをミラーリングで使うと容量は半分になります。6TBだと3TBになり、実質使える領域はもう少し減ります。
 これからどのくらいデータが増えるか。予測もできないので、財布と相談して4TBのものにしました。ミラーリングで使うと2TBです。HDDも寿命があるので(5年くらい?)、まあいいかと。
 いまどきの写真はすべてデジタルデータ。その管理は手間がかかります。それにお金も。なかなか大変です。

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2019/09/12

ロケットマン&エルトン・ジョン

 エルトン・ジョンの伝記的映画『ロケットマン』を見てきました。いい映画でした。エルトンのファンだから感動するのは当然でしょうが、よくできた作品だと思います。主演のタロン・エガートンが吹き替えなしに全編でエルトンのヒット曲を歌います。これが上手い。
 この映画はエルトンがExecutive producer(制作総指揮)をつとめていますが、両親の愛に恵まれなかった少年時代から、同性愛、アリコール依存症と、本人にはさらしたくないことも真正面から描いています。
 エルトンが影響を受けたアーティストがわかることも興味深い。エルトンの音楽ルーツはこれまで意識したことがなかったです。
 また、盟友バニー・トーピンとの関係が丹念に描かれています。この映画のひとつの見所です。ファンはわかっていることですが、エルトン・ジョンの曲は、その大半が作詞バニー、作曲エルトンでつくられてきました。「Your Song」が誕生するシーン。そして一時仲違いして二人は離れながら、再びコンビを復活する「I'm Still Standing」が生まれるシーン。感動的です。
 もう一度、見ようなと思わせてくれる素敵な映画です。

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2019/09/11

今年のレシピ本大賞は

 今年の料理レシピ本大賞が発表されました。正式には「料理レシピ本大賞 in Japan」、今年で第6回です。昨日、発表授賞式にお招きいただきました。今年は発行年度を限定せず、直近に発行された新しい本だけでなく応募が可能になりました。この賞は出版社からのエントリー制です。
 今年の大賞は料理部門は「世界一美味しい手抜きごはん」(はらぺこグリズリー)、お菓子部門は「世界一親切な大好き! 家おやつ 」(藤原美樹 )です。なぜか両方とも世界一がタイトルに入ってます。
 大賞に加えて、絵本賞、エッセイ賞、コミック賞、特別賞、入賞の各賞が発表されました。
 今年はスポンサーに朝日新聞が加わり、広がりつつある料理レシピ本です。今後の発展が楽しみです。

料理レシピ本大賞 受賞作品

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2019/09/10

カメラを掃除すること

 はじめてですが、カメラのクリーニングをしてもらいました。キッチンとかエアコンとかの掃除はやってもらったことがありますが、カメラの掃除は初体験です。写真好き、カメラマニアには当たり前のことのようですが、一般人には馴染みがないカメラのクリーニング。
 要はカメラのイメージセンサー(画像を電気信号に変える半導体)にゴミがついてしまうので、そのクリーニングです。難しいけどミラーリングのカメラだとここにゴミがつきやすい。というかほぼついてしまう。
 ソニーのカメラなので、銀座にあるソニーのサービスにいって掃除してもらいました。預けてから約1時半。お掃除完了。自分ではできない作業です。レンズ交換式のデジタルカメラは、これが必須です。
 フィルム代はかからないけど、お掃除代はかかるデジタルカメラです。

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2019/09/09

写真の時間

 東京都写真美術館、いま開催中のコレクション展示は「写真の時間」です。
「写真が写真が持つ時間性と、それによって呼び起こされる物語的要素に焦点を当ててご紹介するものです」(公式サイトより引用)
 写真は時間を切り取ったものだと思っているだろうけど、写真には時間の流れや物語を感じとるもの、という視点で構成された展示。写真から物語を受け取るということは、なかなか難しいな。
 展示は3つの章で構成されています。
第1章 制作の時間 :制作過程において時間と深い関係性のある作品。
第2章 イメージの時間 :時間の厚みを感じさせる作品。
第3章 鑑賞の時間 :鑑賞という体験の時間に焦点をあて、その経験と可能性を探る作品。

 ウジェーヌ・アジェ、ロバート・キャパから森山大道、川内倫子まで馴染みのある写真家の作品が並びます。私としては川内倫子の作品にひかれました。充実した展示でした。

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2019/09/08

嶋田忠「野生の瞬間」

 恵比寿の写真美術館で「嶋田 忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界」をみました。嶋田忠の作品は初めてです。なにせ、写真を本格的に始めてまだ日が浅いもので、写真家の名前をほとんど知りません。勉強中です(笑)。
「嶋田 忠(1949-)は、カワセミ類を中心に、鳥獣の写真家として世界に知られています」(美術館公式サイトより引用)
 と著名な写真家です。
 本展は5つの章で構成されています。
Ⅰ〈ふるさと・武蔵野〉思い出の鳥たち 
Ⅱ〈鳥のいる風景・北海道〉
Ⅲ〈赤と黒の世界〉火の鳥 アカショウビン、闇のカムイ シマフクロウ
Ⅳ〈白の世界〉 凍る嘴(くちばし) 厳冬のハンター ヤマセミ 、雪の妖精 シマエナガ 
Ⅴ〈緑の世界〉熱帯雨林 精霊の舞う森へ  
 1971年から昨年まで撮られた作品が展示され、嶋田の約40年に及ぶ創作活動が概観できます。
 展示室に入ると、鳥たちを姿を間近で撮った作品が並びます。鳥が写真の中で生きているかのようです。これだけの写真を撮るのにどれだけの時間を費やしたのだろう。辛抱強く待ち、一瞬のシャッターチャンスを捉える。素晴らしいです。
 特に初出展の〈緑の世界〉の展示は、異世界にいるような感覚になります。
 素晴らしい写真展です。

 

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2019/09/07

マラソングランドチャンピオンシップと世界選手権

 昨日、メトロの銀座線に乗ったら、車両まるごと「マラソングランドチャンピオンシップ」でした。そういえば、来週15日の開催。主催する日本陸上競技連盟はかなりの力が入っています。単なるオリンピックの選考大会ですが、イベント化してますね。
 出場するのは男子31名、女子が12名です。ここで1位か2位に入れば、オリンピックの代表に内定です。
 ここで、気になるのは出場辞退者が男女とも3名いること。これは今月27日から始まるドーハの世界選手権に出場するからです。プロとして活躍する川内優輝も世界選手権の代表でマラソングランドチャンピオンシップは辞退しています。
 そもそも世界選手権の時期は前からわかっていたはずなのに、同じ時期になぜマラソングランドチャンピオンシップを開催するのか。なんとも不思議なことです。メディアもこの事情には触れていないようです。お金がらみのいろんな人の思惑があるんだろうな、きっと。

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2019/09/06

ネット受験

 大学の試験をネットで受けました。6月に1科目受け、今回は2科目です。正しくは単位修得試験といって、年に4回、受験期間が決まっています。ネットだけでなく、会場受験もできます。やっとネット受験にも慣れてきました。
 ネットでの受験を始める前に、簡単な認証があります。まあ、代理受験も可能な程度の認証です。そのあたりは、大学も承知しているのでしょう。武蔵美のときは、会場受験のみで、試験のときは本人確認を学生証でしていたので、代理受験は難しかった。
 試験日を自分の都合に合わせて決められのはいいことです。しかし、試験期間は1週間ほどの期間があり、どこにするか迷ったり、いったん決めた日を準備ができてないと後ろへずらしたり、ということが起こりがちです。往生際が悪いってやつです。ネット受験の自分にとってのよくないことかも。
 いつになっても、試験というのは嬉しくないものです。結果が恐ろしいです。 

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2019/09/05

二科展にいく

 久しぶりに国立新美術館へ。「二科展」をみるためです。大学に同期で入った方が入選されているので、その作品を拝見するのが目的です。チケットも新聞屋さんからいただいていたので。「二科展」なんて久しぶりです。上野でみたのが最後ですから、もう10年以上も前でしょう。
 絵画、彫刻、デザイン、写真の各部門があり、出展されている作品はかなりの数です。とても全部はみられないと、写真だけにしました。皆さん、上手です。二科展はプロ、アマとわずの公募展。アマチュアとしては目指すべき大きな目標なんでしょう。私には無理そうですが。
 写真を撮るのは、まず技術、そしてチャンスと根気ではないか。そんなことをふと思いました。とても勉強になった二科展でした。

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2019/09/04

LINE初心者

 昨日、新聞に『特選街』の広告が載っていて、特集が<「LINE」「インスタ」「ツイッター」の使い方>です。最近、LINEを使い始めたので、思わず買いそうになりました。いまごろ、って感じですか。格安スマホをメインに使っていたことや(年齢認証ができないデメリットがある)、他のSNSで済んでいたこともあり、スポーツクラブからのお知らせ機能くらいにしか使っていませんでした。昨年ドコモのスマホも使うようになったので、年齢認証問題はクリアしてましたが、使う機会はありませんでした。
 大学の同級生でLINEグループをつくろうといわれ「LINE使ってないんだけど」と言ったら、登録してくれました。ということで、使い始めましたが、他のSNSとはもちろん違います。調べてみるとアクティブユーザーが8000万人とものすごい数です。facebookよりずっと多い。
 使い始めると、これはこれでおもしろいです。トークが流れていくのに乗るのに慣れないですが。スタンプの使い方もまだよくわらないし。
 それにしても、SNSはたくさんある。あれもこれも使うは大変です。忙しい世に中になったと痛感しました。

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2019/09/03

雑誌の新聞広告

 新聞朝刊の1面下に載っている雑誌広告をみていると、面白いものに時々出会います。日経新聞は経済系の雑誌が多いのですが、朝日新聞はバラエティーに富んでいます。昨日の朝刊には『月刊住職』の広告がありました。この広告、とても興味深いものがあります。今月号は創刊45周年です。トップにある記事は「増える引取先なき遺骨の行方」です。「お寺に最新最適の音響設備の選び方」なんてのもあります。「無断でお寺がジグソーパズルにされたり、御朱印が本にされたら?」は深刻な問題だと推測します。この『月刊住職』はアマゾンでも買えるので、思わず買いそうになります。
 また『月刊臨床精神薬理』の広告も。これは内容がまったく理解できません。月刊なのに5000円もします。専門家向けの雑誌ですが、広告をみて買う人がどれほどいるのかな。アマゾンでも買えません。
 世の中にはいろいろな雑誌があるものだと感心します。

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2019/09/02

Photoshopというハードル

 大学のスクーリングでPhotoshopを使った画像処理の方法を習いました。RAWで撮影した画像をPhotoshopで現像して、階調補正、色の補正をどのように行うか、という内容です(ちょっと専門的かな)。
 デザインを仕事にしている方はPhotoshopなんて余裕で使えるのでしょうが、パソコン素人、デザイン素人にはマスターするのがとても高い壁です。いまのところ、簡単な画像修正しか使っていません(というか使えない)。
 カメラで撮影したデータからすべてデジタルで運用する今の写真では、画像処理ソフトは必須です。分かっているのですが、習得はなかなか大変。なんとかできるようにしないといけないのですが、道は遠いようです。

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2019/09/01

赤坂迎賓館の見学

 昨日、今日と大学のスクーリングで外苑へ。昨日の午後は課題撮影でした。校舎のある外苑あたりは撮りあきたので、時間もあるので四ッ谷まで出掛けました。迎賓館がいい被写体かなと思いついたからです。暑い中いったのですが、結果はいい写真は撮れませんでした。
 迎賓館は塀に囲まれていて、外からは見通せないのです。中に入らなければ撮れないな、と思っていると「見学の方はこちら」という警備さんさの声が。そう言えば、迎賓館が見学でききるということをどこかできいたような。でも、予約がないとだめだろうな(時間もないし)諦めました。
 帰ってきてネットで調べると、予約なしで見学できます。ただし和風別館は予約が必要。迎賓館も開けたものです。こんど、時間のあるときにいってみよう。こんなことがわかった課題の撮影でした。

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