保守と革新
参議院選挙が終わりました。過去2番目の低い投票率48.8%とか。政治に期待してない人が有権者の半分以上とは、考えさせられます。政党の構図も、過去とはすかっり変わりました。自民党はもちろんずっとやっていますが、野党はいくつもあって、公約を時間をかけて読めばわけるのかもしれませんが、それぞれどう違うのかがよく分からない。
かつて保守と革新とう表現がされていました。記憶している中では、東京都知事の美濃部亮吉が革新知事といわれていました。そのころは選挙権のなかったので、革新の精確な意味は知りませんでした。
政治の世界では基本的には保守は自民党、革新は日本社会党と日本共産党の勢力を指すようです。いま、革新なんて言葉を使う政党はないでしょう。日本社会党を受け継いでいる社民党は今回の選挙で1議席を確保するのがやっと。日本共産党も改選前よりひとつ議席を減らして13議席。これでは保守と革新なんて構図にならない。他の野党も保守とかリベラルとか敢えて言わない感じです。
すっきりしない参議院選挙。しばらくは大きくは変わらない日本であることは間違いありません。
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