BRUTUSの決闘写真論
決闘写真論、って何だと思いながら、BRUTUSを読みました。対談、対話の形で写真家、アーティストが写真を語る写真の特集。森山大道と山田智和、梅佳代と森村康昌、石内都と横田大輔などベテランに若いアーティストが対する対談が多く、さすがBRUTUSという感じ。
決闘に加えて「現代写真の基礎知識」と題して内外の写真家37人のプロフィールを紹介。また「世界の写真家101人 交流関係図」もあり、これは労作で、保存版。
ちなみに「決闘写真論」は、1976年に「アサヒカメラ」に連載されていた篠山紀信と中平卓馬の対談のタイトル。翌年、単行本が刊行されましたが、この装丁が平野甲賀です。記事に平野甲賀と息子の太呂(写真家)の対談があり、甲賀が70年代のことを語っています。これが面白い。
写真の今日、明日を知る刺激的な企画です。
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