年金の問題、まだ続く
参議院選の争点もいまひとつはっきりしないまま、選挙戦が進んでいます。年金2000万円問題は争点になっているのか。昨日報じられたNHK世論調査では
公的年金をめぐる問題をどの程度考慮するか聞いたところ、「大いに考慮する」が24%、「ある程度考慮する」が43%、
と、6割以上が年金問題を気にしています。
「週刊東洋経済」今週号の特集は「年金大激震」です。現役で働く読者への「制度改革を活用し、あなたのスタイルにふさわしい、公的年金中心の老後設計を手ほどきする」と記事の冒頭にあります。
記事のひとつに<「繰り下げ増額」を徹底解説>があります。年金繰り下げを知らない人も多いようですが、現行制度では70歳まで年金の受給開始を繰り下がられ、受給額が最大1.42倍になります。記事では繰り下げがホントに有利なのか、をデータで分析しています。
記事の結論だけ引用すると、
「長生きリスクが顕在化しつつある昨今においては、有効な選択肢であると筆者は考える」
ということです。
年金という制度は、複雑です。しっかり理解して、対応する必要があります。もうちょっと勉強しよう。
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