宮本隆司とピンホールカメラ
恵比寿の写真美術館にいって、まとめて3つの写真展をみてきました。その中で企画展の「宮本隆司 いまだ見えざるところ」は特に印象的でした。ちょっと前、世田美のコレクション展示で廃墟となった建築を撮った作品がありましたが、今回はアジアの辺境、都市を旅して撮った写真、ポートレイトが展示されています。
その中で興味をそそられたのがピンホールカメラで撮られた写真です。宮本隆司は人が入れるピンホールカメラをつくって徳之島で撮影しています。大学のスクーリングで「ピンホールカメラ」科目があり、実際にピンホールカメラを作りましたが、ダンボールを使っての当然小さなものです。人が入って撮影するピンホールカメラなんて、これまで作った人いるのかな。
宮本隆司の創作意欲に驚いた写真展でした。
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