今年の株主総会
今年も任天堂の株主総会にいってきました。総会は本社の隣にある開発棟の会議室です。連結ベースの売上が1.2兆円の会社としては、地味な総会。日経新聞の報道によれば「出席した株主は2018年より約70人増えて913人だった」と、東京のホテルで行われる大企業の総会とはちょっと雰囲気が違います。ゆるい感じです。
売上、営業利益など業績報告も連結全体の数字だけが発表されただけで、例えば部門別とか国内、海外に分けた業績報告はありません。質疑応答で株主もその点を質す人もいません。質疑応答といえば、ある株主さんが「テレビゲーム機では長らくコントローラーでやる方法が続いているが、ここままなのか」といった趣旨の質問をしました。これに対し、代表取締役の宮本茂さんほか2人の取締役が、「つぎのことは当然やっている。でも現時点でが最良のものをお客様に提供ができない。でも、開発は継続している」という内容のことを熱く語って、返答していました。この会社はどこかが、違います。
一方、POSレジ大手の東芝テックの株主総会にも出ました。3年ぶりくらいでしたが、参加者が倍増していました。質疑応答も何人も手をあげていました。以前は質問したのは私だけでした。消費増税のせいなのか。それとも2000万円問題が影響しているのか。いささか驚きました。
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