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2019/05/30

村上春樹、父を語る

 買って読んでいなかった文藝春秋6月号「猫を棄てる 父親について語るとき僕の語ること」を読みました。作家・村上春樹が父について書いた文章です。読み始める前は、村上春樹が父親について語るエッセーかなと思っていました。しかし、内容はその思いに反していました。
 村上は父親の人生を丹念に資料にあたり調べています。エッセー、手記ではなく父について書いたノンフィクションのようです。もちろん、村上の様々な思いが語られ、精確な意味でのノンフィクションではありません。
 納得いくまで調べ、父のことを書いたひとつの作品だと思います。
 70歳になった村上春樹が語る父。少し重くて、心を動かされる文章です。

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