村上春樹の100曲
昨年買って積ん読になっていた『村上春樹の100曲』を読みました。タイトルからわかる通り、村上春樹の小説に登場する音楽(曲)を村上作品と絡めて解説する本です。帯には、
「曲紹介から広がる新しい小説の読み方。これ1冊で、村上春樹の小説も、登場する音楽も、全てがわかる!」
とあります。
「80年代以降の音楽」「ロック」「ポップス」「クラシック」「ジャズ」のジャンルに分けられて曲が解説されています。出版されたのが昨年なので最新作『騎士団長殺し』までカバーしています。
村上春樹による『村上ソングス』もそうなのですが、紹介されている曲を聴かないと文章の伝えることを充分に受け取れない。「80年代以降の音楽」「ロック」「ポップス」まではiTunesで聴きながら読んでいたんですが、それ以降「クラシック」「ジャズ」はこれを断念。斜め読みになってしまいました。
時間をかけて、曲を聴きながら読みたい本です。しかし、こんな本がでるのは村上春樹だけだろう。
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